体重よりも体温を気にしてみる

日本人の平均体温が下がっています。

昭和30年代の平均体温は36,89℃でしたが、現在は平均36,2℃だと言われています。

理想的な体温は36,5℃から37.1℃の間と言われており、日々の健康を考えるとこの体温を維持するのが理想だと考えられます。

体温が低下すると血行が悪くなるため、様々な影響が出てくると言われています。

例えば

  • 1℃体温が下がると免疫力は30%低下
  • 基礎代謝が10%低下
  • 体内の酵素の働きが低下
  • ガンが増殖しやすい
  • 排泄障害
  • アレルギー症状

などと言われています。

画像はネットよりお借りしました
画像はネットよりお借りしました

日々痛みを抱えている方にお会いして話しを聞いていると35℃台の方がとても多く、なかには34℃台の方もいらっしゃいますから、慢性疼痛と低体温症は大きく関わっているのではないか、と考えざるを得ません。

ではどうすれば体温が上がりやすくなるのでしょうか。
いくつか考えられるものを挙げると、

  • 糖質の過剰摂取は控える
  • 冷蔵庫から出したばかりの冷たい飲み物や食べ物は避ける
  • 添加物や農薬はできるだけ避ける
  • 適度に運動をする(特に有酸素運動)
  • お風呂の湯船にしっかりとつかる
  • 南方系の食品はなるべく避ける
  • 鉄分を積極的に摂る
  • 良質な油、特にオメガ3系や飽和脂肪酸を摂る
  • 良質な塩を摂る
  • 緊張ばかりを避け、リラックする時間を設ける
  • 体を冷やし過ぎないように服装に気をつける
  • 灯りは消して寝る(ヒヨコ電球も)

などなど

体温が上がれば代謝も上がり、免疫力が上がります。
低体温を改善して体温を上げ、病気になりにくい体にするのも慢性疼痛から抜け出すのにとても大切ではないでしょうか。

私も以前は36,2℃だったのが、最近は37,1℃で落ち着いています。
体重もいつの間にか15キロ落ちて、すこぶる調子いいですよ(^^)

Underwater portrait of scuba diver showing ok signal
スキューバダイビングは意外とカロリー消費するんですよ

今回の参考書籍
「体温を上げると健康になる」「体を温める」と病気は必ず治る―クスリをいっさい使わない最善の内臓強化法

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