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忙しさの中で、気づかないうちに疲れていませんか
年末に向けて、仕事や人付き合いが増えてくる時期。
気づけば予定が埋まり、ゆっくり休む時間が後回しになっているかもしれません。
誰もが忙しくなるこの時期、なんとなく気が張った状態が続き、
「しっかり寝たはずなのに疲れが抜けない」
そんな感覚が出てくることも、実はよくあります。
「ストレス発散」のつもりが、逆に負担になっていることも
ストレスを感じたとき、
深酒をしたり、夜遅くまでスマホを見続けたり、
先のことを考えすぎて不安になってしまうことはありませんか。
一時的には気が紛れるかもしれませんが、
体や脳にとっては「休息」ではなく、
むしろ負担として積み重なってしまうこともあります。
少し意外かもしれませんが、
「何かをすること」が必ずしも回復につながるとは限らないのです。
本当の回復は「安全だと感じる時間」から生まれる
私たちの脳は、体の状態を常に予測しています。
そして「まだ頑張らないといけない」「休めない」と感じていると、
体は無意識に緊張状態を保ち続けます。
この状態が続くと、
痛みやだるさ、さまざまな不調として現れることがあります。
一方で、
「何もしなくていい」「今は安全だ」と感じられる時間があると、
脳はようやくブレーキをかけ、回復モードに入ります。
つまり、
回復のスイッチは“安心感”の中で入るということです。
臨床でよくある変化のきっかけ
実際の現場でも、
「意識的に何もしない日をつくったら、体の重さが抜けてきた」
そんな変化が見られることがあります。
例えば、
予定をあえて入れず、家でぼーっと過ごす。
好きな音楽を流しながら、ただ横になる。
それだけのことですが、
「頑張らなくていい時間」があることで、
体の緊張がゆるみやすくなるのです。
研究から見える“休息”の重要性
ストレスと回復に関する研究では、
「心理的にリラックスできる時間」が自律神経のバランスに影響することが示唆されています。
例えば、休息やリラクゼーションがストレス反応を軽減する傾向は、
複数の研究レビューでも報告されています。
ただし、これらは個人差があり、
すべての人に同じ効果が出るとは限りません。
それでも臨床的には、
「休むことを許可するだけで変わる人がいる」
という実感は少なくありません。
「何もしない」は、立派な回復行動です
疲れているときほど、
「何かしないと」「このままじゃダメだ」と考えてしまいがちです。
ですが、
そこで一度立ち止まってみてください。
疲れているから、何かをする
ではなく、
疲れているから、何もしない
そんな選択もあっていいのです。
今日からできる、小さな提案
・予定をあえて入れない日をつくる
・スマホを見る時間を少し減らす
・「何もしない時間」を5分でも確保する
ほんの少しで大丈夫です。
それだけでも、体は変化のきっかけを受け取ります。
大丈夫です。
何もしない時間は、怠けではなく回復です。
忙しい時期だからこそ、
意識的に“余白”をつくってみても良いかもしれませんね。

写真は石垣島で撮影したものですが、海底から温泉が湧き出ているポイントがあるんですね。
スキューバダイビングをして冷えた体にはとても気持ちがいいんですよ。
これから石垣島で潜る方はリクエストしてみてはいかがでしょうか?
オススメです。





