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人生を変える幸せの腰痛学校
― 痛みを「治す」前に、「理解する」ための一冊 ―
慢性的な腰痛に悩む方の多くが、
「なぜ痛みが続いているのか」「何をすれば良くなるのか分からない」という不安を抱えています。
画像検査では異常が見つからない、治療直後は楽でもすぐに戻ってしまう・・・
そうした経験を重ねるうちに、痛みそのもの以上に不安や恐怖が大きくなっていくことも少なくありません。
本書『腰痛学校』は、慢性腰痛に対して
「まず痛みの仕組みを正しく知ること」を出発点とした、
いわゆるペイン・エデュケーション(痛みの教育)を、非常にわかりやすく解説した一冊です。
著者の伊藤かよこ氏は、
長年にわたり慢性疼痛の臨床・研究に携わってきた立場から、
「痛み=組織の損傷」という単純な考え方では説明できない現実を、
専門知識のない方にも理解できる言葉で丁寧に紐解いています。
本書の特徴
- 慢性腰痛を“構造の問題”だけで捉えない視点
痛みが長引く理由を、脳や神経系の働き、学習や予測といった観点から説明しています。 - 不安や恐怖が痛みに与える影響を具体的に解説
「動かすと悪化するのではないか」という思い込みが、どのように痛みを強めてしまうのかが理解できます。 - 専門的でありながら、一般の方にも読みやすい構成
難解になりがちな内容を、比喩や日常的な例を用いて平易に伝えています。
当院が本書をお勧めする理由
当院では、慢性痛の改善において
施術そのもの以上に、「痛みに対する理解」が重要であると考えています。
身体に何が起きているのかを知ることで、
痛みに対する過剰な不安や防御反応が和らぎ、
結果として身体が自然に反応しやすい状態が整っていくからです。
実際に、本書を読まれてから来院される方の中には、
「それだけで少し安心できた」
「痛みに対する見方が変わった気がする」
と話される方も少なくありません。
その状態で整体施術や催眠療法に入ることで、
身体の反応が穏やかになり、施術がスムーズに進むケースを多く経験しています。
こんな方に特にお勧めです
- 数か月以上、腰痛が続いている方
- 検査では「異常なし」と言われたものの痛みが改善しない方
- 「もう治らないのではないか」と不安を感じ始めている方
- ご自身の痛みと、主体的に向き合いたいと考えている方
『腰痛学校』は、
痛みを「敵」として排除しようとするのではなく、
「なぜ存在しているのか」「何を守ろうとしているのか」を理解するための一冊です。
慢性痛と向き合う最初の一歩として、
また、施術や治療の効果を高めるための土台づくりとして、
ぜひ手に取っていただきたい書籍です。
ヒプノセラピー(催眠療法)という選択について
本書を通して痛みの仕組みを理解すると、
「では、自分の身体では今、何が起きているのだろう?」
という疑問が自然と生まれてくる方も多いようです。
当院で行っている催眠療法は、
その疑問を身体の反応を通して、静かに確かめていくための方法の一つです。
整体という選択について
痛みの理解が進み、
身体が安心できる状態が整ってきた段階では、
軽い整体が助けになる場合もあります。
当院の整体は、
身体が自分で調整しやすい環境を整えるためのサポートです。
触れすぎず、
強く押さず、
身体の反応を確認しながら進めていきます。



