足指の付け根が痛い・しびれる―モートン病だけが原因とは限りません
この記事の要点
  • モートン病では、足指の付け根から指先にかけて痛み・しびれ・灼熱感が現れることがあります。
  • 靴や歩行で悪化し、靴を脱ぐと楽になる、小石を踏んでいるように感じるのが代表的な特徴です。
  • 似た症状には、筋膜性疼痛症候群(MPS)や足部の関節機能障害などが重なる場合もあります。
  • 病名だけで決めつけず、症状の出方、足の動き、筋肉・筋膜、歩き方まで確認することが大切です。

足指の付け根が痛い・しびれることはありませんか?

「歩くと足指の付け根が焼けるように痛い」
「第3趾(中指)と第4趾(薬指)の間がしびれる」
「靴の中に小石が入っているような感じがする」

このような症状で調べると、モートン病(モートン神経腫)という名前に行き着くことがあります。

不安になりますよね。

確かに代表的な症状ですが、足指の付け根の痛みやしびれを、すべてモートン病だけで説明できるとは限りません。
まずは特徴を整理してみましょう。

モートン病(モートン神経腫)とは

モートン病は、足指へ向かう神経が中足骨の間で繰り返し圧迫され、神経の周囲が厚くなって痛みやしびれを起こす状態です。
「神経腫」と呼ばれますが、一般的な腫瘍とは異なります。

症状は第3趾と第4趾の間に出ることが多く、第2趾と第3趾の間に現れる場合もあります。
幅の狭い靴やハイヒール、つま先立ち、長時間の歩行などで強くなり、靴を脱いで休むと軽くなる傾向があります。

医療機関では、症状の範囲や足を横から圧迫したときの反応を調べ、必要に応じてレントゲン、超音波、MRIなどでほかの問題がないか確認します。

対応は、足先を圧迫しにくい靴への変更、負担の調整、中足骨パッドや足底挿板などの保存的な方法が基本です。
痛みが続く場合には、薬や注射、手術が検討されることもあります。
何が適するかは状態によって異なるため、まず足の中で何が起きているのかを整理することが先になります。

モートン病に似た症状を起こすもの

足指の付け根には、神経だけでなく、関節、靱帯、腱、筋肉などが集まっています。
そのため、中足骨の疲労骨折、関節周囲の炎症、足底板の損傷などでも似た場所に痛みが出ることがあります。

そして、もう一つ確認したいのが筋膜性疼痛症候群(MPS)です。
足裏やふくらはぎの筋肉・筋膜に過敏な部分ができると、離れた足指の付け根へ関連痛が広がることがあります。
痛みだけでなく、「ピリピリする」「感覚がおかしい」と表現される違和感が重なる場合もあります。
ただし、しびれがあるから神経、あるいは筋肉と一方に決めつけることはできません。

また、足指の関節や足根部の関節が滑らかに動かないと、踏み返すときの荷重が一部に集中し、前足部の痛みにつながることがあります。

これは関節機能障害という見方です。

モートン病と筋膜性疼痛症候群(MPS)、関節の問題が同時に重なっている可能性も考えます。

大切なのは「どこで、何をすると出るか」

症状を整理するときは、痛む指の組み合わせ、靴との関係、歩き始めと長時間歩いた後の違い、押したときや関節を動かしたときの反応を確認します。
さらに、足裏・ふくらはぎの圧痛、足首や足指の動き、立ち方、歩き方も手がかりになります。

まずはつま先に余裕のある靴を選び、痛みが増える動作を一時的に減らしてみてください。
強く揉んだり、痛みを我慢して足指を反らしたりすると刺激が増えることがあるため、無理は禁物です。

外傷後の強い痛み、急な腫れや赤み、体重をかけられない、しびれや筋力低下が進む場合は、早めに整形外科へ相談してください。

蓮田市で足指の付け根の痛みにお悩みの方へ

おおしま接骨院では、モートン病という名称だけで痛みを決めつけず、症状の出方、足指や足首の動き、周囲の筋肉・筋膜、立ち方や歩き方を確認し、痛みの内訳を確認します。
医療機関での確認が必要な場合はそちらを優先しながら、痛みを軽くし、無理なく歩ける状態を目指します。

「モートン病と言われたけれど、ほかの要因も重なっているのでは」とお悩みでしたら、一度ご相談ください。

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