産後腰痛で悩んでいる方は多いですね。
産後腰痛とはそのままなのですが、出産後の腰痛です。赤ちゃんの出産には大きな痛みを伴います。その痛みの入力と共に、赤ちゃんが産道を通る際、骨盤の仙腸関節や腰の関節の痛みセンサーが障害され、痛みの元になります。
骨盤の仙腸関節は全身の関節のまとめ役なので、ここがおかしくなると手首が痛くなったり膝が痛くなったりと、体の色々な場所に痛みやしびれの症状が発生しやすくなります。出産直後は心身ともに不安定ですし、心理的、栄養的なことも関係してきます。
産後腰痛は心理社会的な問題が強く影響していなければ比較的痛みがひきやすい腰痛です。(どなたにも多少はありますが)
ホルモンのバランスや、出産後の体力の関係で矯正は産後1ヶ月経ってから受けつけていますが、痛みは入力が長く続くと慢性痛に移行しやすくなりますので、なるべく早い段階で痛みの施術が大切です。慢性化しても大半の方は痛みがとれるのですが、一部痛みがとれづらい状況になるかたがいるからです。
妊娠している方としていない方の腰部椎間板をMRIで比較した結果、どちらも椎間板膨隆、椎間板ヘルニアに差はなかったhttp://1.usa.gov/luz28A
腰痛発症後1年以内の144名と腰痛の無い方138名を対象に骨盤の歪みなどを測定して腰痛との関わりを調べた結果、骨盤の歪みと腰痛とは関連していないことが分かった。http://1.usa.gov/kIBHZm