自分でできる対処法

腰痛の多くは非特異的腰痛といって、重い病気が隠れているものではありませんから改善可能です。

ここでは自分でもできる腰痛の対処法をいくつか買いていきます。

した方が良いこと

1、日常生活をなるべく続ける
2、睡眠時間を確保する
3、痛みについて知り、余計な不安にならないようにする
4、痛みについて想像したり、口に出さないこと
5、趣味に没頭してみる

1、安静にしていると慢性化率や、再発率が高くなることが研究でわかっています。
ポイントはできる限り日常生活の動作を続けること。
無理のない範囲で動きましょう。

2、日本人はOECD調査で睡眠時間が世界一短いことがわかっています。
短い睡眠は体の回復を悪くしますから、できれば7時間は寝るようにしましょう。

3、痛みがあると不安になるとおもいますが、不安なのは痛みについて知らないということが大きいです。
おおざっぱで大丈夫ですから、多くの腰痛は重い病気ではないこと、多くの方が回復すること、などを知って安心しましょう。
不安でいっぱいになっていると体も緊張しますから、良くなりにくいのです。

4、痛みについて想像したり、口に出したりすると脳の痛みを処理しているところが興奮して痛みが強くなることが実験で確かめられています。(脳の痛み関連領域=ペインマトリックス)
プライミング効果といいますが、あまり悪い未来や痛みを想像したり、口に出して言わないようにしましょう。
井戸端会議で人に会うたびに痛みの話をしていませんか?あれは自分の痛みを強化するだけで、何も良いことはありません。

5、趣味に没頭してみる 慢性的に痛みがある方の脳をfMRIで調べてみると、扁桃体という場所が興奮しやすくなっていたり、前頭葉といって、脳の前の方の機能が低下していることが確認されています。
ポイントは扁桃体を興奮させる恐怖、不安、怒り、悲しみから離れること。楽しい、嬉しい、気持ちがいいは前頭葉を活性化し、痛みの回復がされやすくなります。

しない方がよいこと

1、安静
2、痛みについて想像したり口に出して発言する
3、古い痛み医療の考え方にしがみつき考え方を変えない

1、安静については先に書いたとおり、再発率と慢性化率が高くなりますのでお勧めしません。

2、これも上に書いたとおりプライミング効果が働き、いいことはありません。

3、考え方が体に及ぼす影響って大きいんです。ヒプノセラピーを経験した方ならわかるかと思いますが、人の無意識ってものすごい力を持っているんです。体の痛みは多くが筋肉の過緊張ですから、良くないことを考えて心を緊張させていると筋肉も緊張してしまいます。結果、痛みが改善しにくくなるんですね。

当院では腰痛に限らず悩みに対する改善策を提案できます。詳しくは施術についてをご覧ください。

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