日本人の10~20%は慢性疼痛を有しており、慢性疼痛は健康状態の悪化と関連することが知られている。大阪大学大学院 医学系研究科医療経済産業政策学寄附講座 教授の田倉 智之氏らは、日本人において慢性疼痛が及ぼす経済的影響について調査した。結果、慢性疼痛は健康状態のみならず労働生産性、日常生活活動障害、医療資源の使用および経済的負担と有意に関連していることを明らかにし、「治療率の向上と集学的なアプローチが生活の質を改善し経済的負担を減らす可能性がある」と報告した。Journal of Orthopaedic Science誌オンライン版2015年5月12日号の掲載報告。
情報源: 慢性疼痛は健康状態だけでなく経済的損失にも関与~日本人のデータ|医師・医療従事者向け医学情報・医療ニュースならケアネット
日本人のおよそ六人に一人が慢性疼痛を抱えているそうです。
当然といえば当然ですが、体に痛みを抱えていると痛みで仕事に集中できないですから仕事の効率は低下して経済的な損失となりますよね。
労働者自体や労働環境を提供する経営者側にも意識を変えていただく必要がありそうですね。