ぎっくり腰の治療で大切なこと
痛みとは本来危険信号(警告信号)です。
先にも述べたとおり、ぎっくり腰は損傷(ケガ)ではありません。
ぎっくり腰になったということは、心身ともに疲労が限界に達し、体が悲鳴をあげたということです。
なにか強く我慢していることがあったり、人間関係がうまく行っていなかったり、孤独感を感じていたり、栄養が欠乏していたり、幼少期のトラウマが関係していたりと要因は様々です。
そしてこれらは複雑に絡み合って影響し、痛みを強めたり長期化させています。
痛みの入力が長期に渡って脳に送り続けられると、痛みの仕組みそのものが変化することが分かってきました。
いわゆる慢性痛です。
慢性痛になると神経系に変化を生じてしまい、改善しにくくなってしまいますから、なるべく急性痛のうちに痛みを解消しましょう。
痛みが慢性的になっている方や、度々ぎっくり腰(急性腰痛)を繰り返している方は、
- 痛みの仕組みをざっくり知り
- 体を少しずつ動かし
- 自分の体を労って
- 自分のことを大切にしましょう
- タンパク質をたっぷり摂って(女性は鉄不足も考慮してね)
- 体の力の抜き方を覚える
- 一人で対処がわからない場合、医療機関に相談
してください。
多くの場合、痛みは改善していくものです。
一人で悩まないで医療機関に相談してください^^
ポイント
痛みの仕組みをざっくりと知り、体を動かして、自分の体を労って大切にしてあげる