日本人の平熱が下がっています。
昭和30年代、平均体温は36,89℃でした。
それが現在では36,14℃だそうです。
下がっていますね。
うちにいらっしゃる方は35℃台の方が多く、中には34℃台の方もみられます。
平熱が36℃以下は低体温症だそうですが、低体温になるとなにがまずいのでしょうか。
低体温になると
- 免疫力の低下
- 基礎代謝の低下
- 体内酵素の働きも低下
- がん細胞が活発になる
- アレルギー症状が出やすい
- 組織が酸欠起こすので体の痛みが発生しやすくなる
まあ、良いことはないですよね(笑)
理想的な体温は36,5℃から37,1℃の間と言われており、健康のことを考えるとこの間で体温を維持したほうがよさそうです。
では、どうすれば平熱が上がりやすくなるのでしょうか。
いくつか挙げると、
- 冷たい飲み物や冷たい食べ物は控える
- 添加物や農薬はできるだけ避ける
- 部屋の電気は電球色に替える
- 体を冷やし過ぎないようにするが、温め過ぎも熱を作らなくなるからダメ
- 脱力してリラックスする時間を設ける
- 良質な塩を摂る
- 良質な油を摂る
- タンパク質、鉄分を積極的に摂る
- 南方系の食品は避ける
- 湯船にしっかりとつかる
- 適度に運動をする(ウォーキングで充分)
- 糖質の過剰摂取は気をつける
など
すぐにできるものもありますね。
体温が上がれば免疫力も上がりますし、病気になりにくい状態にするのも痛みから開放されるのには大切ではないでしょうか。
慢性痛で悩んでいる方は日本人の5人に1人だそうです。
とても多いですよね。
腰痛に関してもここ20年間で腰痛患者は1,5倍に膨れ上がっています。
医療技術は発展していますが、患者さんは増える一方。
見るべきところが違っていたんですよね。