
腰痛治療革命について
以前、NHKスペシャル で
「腰痛治療革命―見えてきた痛みのメカニズム―」という特集が放送されました。
番組の中でも強調されていたのは、
痛みに対する不安や恐怖が、脳の働きに影響を与え、
痛みを長引かせてしまう可能性がある
という点でした。
不安が痛みを強めることがある
痛みは単なる「組織の損傷」ではありません。
脳が「危険」と判断すると、
その警報はより強く、より長く鳴り続けます。
そしてその危険信号を増幅させるのが、
- 不安
- 恐怖
- 怒り
- 焦り
- 悲しみ
といった感情です。
誤った思い込みは、こうした感情を強めるきっかけになります。
多くの腰痛は改善する
事実として、
- 多くの腰痛は自然経過で改善します
- 骨の変形は必ずしも痛みの原因ではありません
- 神経圧迫があっても、麻痺などの重篤な症状がなければ慎重に経過を見るケースが大半です
必要以上に怖がる必要はありません。
思い込みを変えることが第一歩
・「もう治らないのではないか」
・「骨が変形しているから悪化するに違いない」
・「動いたら壊れる」
こうした思い込みが、不安を育てます。
しかし、
事実を知る
↓
考え方が変わる
↓
行動が変わる
↓
痛みの感じ方が変わる
という流れは、臨床でもよく見られます。
正しい情報は安心を生む
大切なのは、
「問題を否定すること」ではなく
「必要以上に怖がらなくていいと知ること」
です。
痛みを理解し、過度な恐怖を手放すことで、
回復のスイッチが入りやすくなります。
痛みを乗り越え、安心して生活を楽しめる方が一人でも増えること。
それが何より大切ですね。



