情報源: 腰部脊柱管狭窄より頸髄圧迫の方が身体機能への影響大きい|2015年_学会レポート|ニュース|Medical Tribune
画像上所見のみのLSS診断は禁物
画像上のLSS有病者のうち実際に症状を有する人は1割程度なので,画像所見のみで病気と診断するのは誤り(本文より)
LSS=腰部脊柱管狭窄症
画像上脊柱管の狭窄があっても、症状が実際にある方は一割程度だった、というものです。
70歳代の健康な方の六割以上は画像上では脊柱管狭窄症があるというはなしもありますし、画像上脊柱管の狭窄があって神経を圧迫していても症状のない場合心配することはなさそうですね。
これは他の首や膝、腕なども同じで、
膝が痛くないのに変形性膝関節症の方
腰が痛くないのに変形性腰椎症、分離すべり症、椎間板ヘルニアなどの方
首が痛くないのに変形性頚椎症などの方
たくさんいらっしゃいます。
世の中非常にゆっくりですが確実に変わってきていますから、そういった情報を見て判断し、自分が良いと思える方法を探してくださいね。
写真は生理学者である熊澤孝朗先生の「痛みを知る」です。
痛みに関してわかりやすく書かれていますから、興味のある方はどうぞ(^^)