慢性痛の方は睡眠障害が非常に多いことから、睡眠障害や睡眠不足と痛みの関連解明が重要な研究課題となっているが、これまでのところ、人間における研究では一貫した結果は得られていない。ドイツにあるハイデルベルグ大学のSigrid Schuh-Hofer氏らは、健康な方において、全断眠(徹夜)は痛覚過敏を誘発するとともに、状態不安を高めることを示した。Pain誌2013年9月号http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23707287
睡眠障害が痛みを誘発するのは現場でお話を聞いていれば分かることです。痛みを訴える方が睡眠不足や睡眠障害を抱えているケースはとても多く、痛みを抱えると睡眠障害にはなりやすいのですね。
体が休まらなければ心が休まらない、心が休まらなければ体も休まらない。心身一如ですね。
睡眠時間を確保できる方は、しっかりと寝た方がよさそうですね。