
「レントゲンやMRIでは異常なしと言われました」
そうおっしゃる方は、とても多くいらっしゃいます。
では、なぜ画像に異常がないのに痛みがあるのでしょうか。
実は、レントゲンやMRIに“痛みそのもの”は写りません。
写るのは骨や関節の形態変化です。
しかし痛みの多くは、骨そのものではなく、筋肉・皮膚・靭帯などの軟部組織にある“痛みセンサー”の興奮によって生じています。
つまり、
- 形は正常
- でもセンサーが過敏になっている
という状態は、十分に起こり得るのです。
画像で異常が見つからなかった場合こそ、筋肉や皮膚に目を向けてみてください。
✔ 押すと強く痛む筋肉がある
✔ 反対側と比べて皮膚が硬い
✔ 触ると嫌な感じがする場所がある
もし、筋肉を押して「今感じている痛み」が再現されるなら、その痛みは軟部組織が関与している可能性が高いでしょう。
先日いらした方も、画像では異常なしと言われていました。
しかし膝の内側、内側広筋に明確な圧痛がありました。
その筋肉の緊張を整えたところ、症状は大きく軽減しました。
骨に異常がない=痛みの原因がない、ではありません。
軟部組織のセンサーが過敏になっているだけ、というケースは実に多いのです。
「異常なし」と言われて不安になった方こそ、
一度、皮膚や筋肉に目を向けてみてください。
痛みのヒントは、意外と身近な場所にあります。



