痛みが発生するのは多因子が複雑に絡み合う 筋肉の緊張による痛みは結果
痛みが短期間で改善するならば心配はいりませんが、なかなか改善しなかったり、改善してもすぐに再発するようであれば下記のポイントに注意しましょう。
- 使いすぎ
- 使い方の間違い
- 疲れすぎ
- 寝不足
- 痛みが長引いて痛みのシステムが変化している
- 心理社会的問題
- 個人差が大きいですが、肘を使い過ぎている場合はできるならば使用頻度を抑えたり、負荷を軽くするようにしましょう。
- 使い方を間違えている場合、スポーツなら正しい自分に合ったフォームを身に着けましょう。
- 体が疲れていると回復もうまくいきませんから、疲れていると感じたら充分に休息をとるようにしましょう。
- 寝不足が続くと体の回復力が低下しますので痛みの回復も思わしくなくなります。日本人はOECD加盟国の中で一番睡眠時間が短いことがわかっています。できれば7時間は寝るようにしたいところです。
- 筋トレをすると筋肉が発達するように、痛みもずっと伝え続けていると痛み系が発達してしまいます。いわゆる慢性痛です。慢性痛になった場合は急性痛とは対処を変える必要があります。
- 長引く痛みの要因に心理社会的な問題があります。悩みがある、人間関係でトラブルを抱えている、我慢している、痛みに対して間違った考え方や思い込み、対処をしているなど、なかなか治らない場合は心理社会的な要因もチェックするようにしましょう。
ポイント
痛みの原因を使いすぎや怪我に求めがちですが、最近の流れはライフスタイル、生活習慣に原因があるという流れになっています。
・睡眠不足
・疲労蓄積
・大きなストレス(強く我慢している等)
は痛みの発生と慢性化に大きく関与していると言われています。
すぐに改善せず、なかなか改善しない方、改善しても繰り返す方は生活習慣をできる限り改善してみてはいかがでしょうか。