厚生労働省の国民生活基礎調査によると、腰痛の有病率は年々増加し、約30年前の約1,5倍にまで増えているそうだ。
ナゼ腰痛を抱える方は増えていくのだろう?
世の中には腰痛で苦しんでいる方が大勢いる。原因は様々だが、変形や神経への圧迫が痛みの原因であると洗脳され、刷り込まれていることに気がついていない。
ナゼ皆さんは腰痛有病率が年々増加しているのを考慮しないのだろう?ナゼ骨の変形や神経への圧迫で痛みが発生していると言われながらもストレッチやマッサージ、徒手療法、読書で痛みの知識を得ることなどで改善する方が多いことを考慮しないのだろうか。
ナゼ皆さんは腰痛が生物学的損傷(変形性腰椎症、腰椎分離すべり症、椎間板症、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症等)などと考えてしまうのだろうか?
ナゼそうなるのか?ナゼ人から言われたままを信じこんでしまうのだろうか?
痛みが起きるには原因があり、根本的な問題は皆さんの生活の中にある。しかし皆さんは根本的な原因究明ではなく、表面上起こった痛みにしか興味がないし、人から「治してもらおう」などと思うからなかなか解決できないのだ。
タンザニアのハザ族の人々は、打撲などの怪我以外で腰が痛くなることが無いらしい。彼らは1日平均15キロを移動しながら狩猟をしているそうだが、彼らにあって私達にないものはなんだろう。
どの問題にしてもそうだが、人が言っていたことを鵜呑みにしていないで、自分で調べ、考え、行動する必要があるのではないか。