足の裏が痛い原因は?足底腱膜炎(足底筋膜炎)の症状と治療法

足底腱膜炎の基礎知識

足底腱膜炎とは

Point
足の裏にある筋の膜や腱が、繰り返される刺激や、重さなどの刺激によって痛みを起こす病気です。
バレーボールやバスケットボール、陸上などのスポーツ選手に多く見られますが、成人の立ち仕事が多い方にもよく見られます。
扁平足やハイアーチ、肥満、合わない靴(健康サンダルなど)が起こしやすくなる原因とみられています。
症状は歩き始めの痛みが多く、酷くなるとなにもしなくても常に痛みが出るようになります。
身体所見とお話を聞くと多くの場合は判断可能ですが、必要に応じてレントゲン写真を撮影することもあります。
レントゲン写真を撮影するとよく骨棘といって、踵に骨の棘が痛みの原因として指摘されますが、痛みのない方でも骨棘はありますし、あっても痛みは引いていくことが多いですから、心配しすぎることはありません。
改善していくためには、できれば痛い動作は少なくすること、痛みが出ている場所や、その付近の筋肉に圧痛点ができていることが多いですから、それを柔らかくすることによって楽になることが多くあります。
そのほか肥満がある方はできれば減量したほうが後々のためになります。

足底腱膜炎について

  1. 足の裏の足底筋という筋肉が踵の骨に付着する部分で傷ついたり、炎症を起こした状態と考えられています。
  2. 足底腱膜炎を発症するリスクが高いとされているものに
    ・バレーボールやバスケットボール、陸上などのスポーツ
    ・立ち仕事
    ・扁平足ハイアーチ(甲高)
    ・肥満
    ・合わない靴や足裏に当たる部分が突起になったいわゆる健康サンダルなど

痛みは早めの治療が大事

踵付近に度重なる衝撃や、重さなどが集中するため、踵の内側や足裏の真ん中あたりを押すと痛みが走ります。
寝起きの歩き始めや、長時間同じ姿勢をとったあとの動き始めに痛むことが多いです。
その場合、足底腱膜炎の可能性が高いと考えられます。
重症化した場合、歩行も困難になることがありますし、どの痛みもそうですが、慢性痛に移行すると厄介ですから、良くなる兆しが無ければ、すぐに医療機関(整形外科など)に受診して判断を仰ぎましょう。

足底腱膜炎の症状

  1. 動き始めに痛む
  2. 酷くなると一日中痛んだり、なにもしなくても痛むようになる
  3. 踵に関連する場所が緊張するので、足の裏側や、お尻、腰など、他の場所が痛むこともある

足底腱膜炎の検査と診断

  • 痛みの場所と、動作開始時の痛み、や身体所見で判断することが多い
  • レントゲン写真上、踵に骨の棘(骨棘)が写る場合もあるが、骨棘そのものが痛みを起こしているわけではない
  • その他、他の病気が疑われる場合、必要に応じて検査を行うことがある

足底腱膜炎の治療法

  • 足の裏に圧痛点(筋肉のコリ、MPS)があるようならほぐす
  • 踵に痛みがある場合、足底の筋肉や関連する場所に筋肉の圧痛点があるのでそれを探しほぐす
  • 痛み止めの薬や湿布などの貼り薬
  • 靴の見直し
  • 難治性の場合手術も検討される

予防のために

運動をした後はそのままにするのではなく、足裏や甲の筋肉などをほぐすようにしましょう。
アスファルトの上をランニングする方はクッション性の良い靴にしたり、土の上を走るようにすると負担が軽減されます。
しっかりと湯船に浸かり、体を温めることも大事です。

どこの痛みでもそうですが、生活習慣や考え方、置かれている状況が大きく関与していることが多いので、なかなか症状が改善しなかったり、すぐに再発するようならばそれらを見直して改善するようにしたほうが今後のためになります。

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