安静にしすぎることで起こる悪循環

腰痛が出たとき、多くの方が
「動かさないほうが良いのではないか」
「安静にしていれば治るのではないか」
と考えます。

もちろん、強い痛みが出た直後や急性期には、無理をしないことが大切な場合もあります。
しかし、安静を長く続けすぎることが、かえって回復を妨げてしまうケースも少なくありません。

安静が続くと、

  • 身体を動かす機会が減る
  • 動かさないことで筋力や柔軟性が低下する
  • 「動く=痛い・危険」という認識が強まる

といった変化が起こりやすくなります。

その結果、

痛み → 動かさない → 不安が増す → さらに痛みを感じやすくなる

という悪循環に陥ってしまうことがあります。

特に、「痛み=損傷が進んでいるサイン」と強く信じてしまうと、
本来は問題のない動きまで避けるようになり、
身体だけでなく、痛みに対する恐怖や警戒心が強化されていきます。

現在では、レッドフラッグが認められない腰痛の場合、
できる範囲で日常生活を続けることが回復につながると考えられています。
これは、「無理をしなさい」という意味ではなく、
痛みを理由に必要以上に生活を縮小しないことが大切だということです。

腰痛の回復には、構造的な問題だけでなく、
「どう考え、どう行動するか」が大きく影響します。
安静にしすぎることで回復のブレーキをかけていないか、
一度立ち止まって見直してみることも重要です。

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