幸せホルモンセロトニン

セロトニンについて

最近注目されているセロトニンというホルモンはご存知でしょうか?
このホルモンは幸せホルモンと言われることもあるんです。
なぜ幸せホルモンと言われるのか、どうしたら分泌を増やすことができるのかを今回は書いてみます。

セロトニンとは脳内伝達物質の一つで、アドレナリンとドーパミンの二つが過剰になって暴走しないように調整していたり、気分や食欲、睡眠、痛みをコントロールしています。

ストレスがかかると放出されるノルアドレナリンは自律神経に働きかけて心拍数を上げたり、血液量を増やしたりして身体が活動しやすい状態を作ります。
一方、ストレスになるような辛い状況を乗り越えたときの達成感、嬉しい気持ち、快感をもたらすのがドーパミンで、この二つをコントロールして気持ちを安定させるのがセロトニンです。
ストレスによる心身のダメージを減らすにはそれぞれの脳内物質のバランスが重要です。

セロトニンが不足すると気分が落ち込んだり、食欲がおかしくなったり、寝付きが悪くなったり、痛みのコントロールがしにくくなったりと生きていく上で不快な状態になります。ですから、セロトニンの分泌を増やすことはそれらの不快な状態を抑えることができるため、幸せホルモンと言われているのですね。

しかしながら日本人はセロトニンの利用があまり上手くないことが研究で分かってきました。ですから心と体の安定をはかるためにもセロトニンは意識してみたほうが良いかもしれません。

ではどの様にしたらセロトニンの分泌が増えるのでしょうか?

セロトニンの分泌を増やすには

  1. 太陽の光を浴びる(特に朝日)
  2. リズム運動 歩行、呼吸、踏み台昇降、手振運動など
  3. 食べ物をよく噛む(咀嚼)
  4. グルーミング スキンシップ、マッサージなど
  5. 親しい人との会話
  6. 湯船にしっかり浸かる
  7. 日本古来の呼吸方法

などがあります。
どれも少し頑張ればできそうですね。
これらは毎日でなくてもいいので、とにかく続けることです。全部やる必要もありません。

書籍「セロトニン脳」健康法によれば、昭和の時代の様な生活がセロトニンの分泌を促していたとのこと。そう言えば昭和の時代の生活ってなんだか良かったような気がしますね(笑)

あなたも今日から幸せホルモンセロトニンを増やす生活をしてみませんか?

参考図書「セロトニン脳」健康法

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