1997年、オーストラリアのビクトリア州にてメディアによるキャンペーンが行われました。
タイトルは「腰痛に屈するな!」最新の科学的根拠に基づき、腰痛は重篤な疾患では無いこと、危険信号(レッドフラッグ)の無い場合、画像検査も不要で予後が良好であること、腰痛があっても日常生活を維持するように、安静にしないで仕事を続けるようにと訴えかけました。
「The Back Book」から抜粋したメッセージを新聞やテレビなどで告知し、さらにこのThe Back Bookを配布したところ、医療費が33億円削減でき、腰痛による欠勤日数なども減少しました。
腰痛に対する誤った考え方や行動がよくない事が分かりますね。
過剰な不安や恐怖は痛みを強くします。