
茨城県古河市よりお越しのAさん。
10年前に自転車で転倒してから、腰と両膝の痛みが続いていました。
膝は検査で半月板損傷と診断され、手術を勧められていたそうです。
初回、腰は左に傾き、伸展(後ろに反らす動き)が制限されていました。複数の筋に強い圧痛も認められました。
膝は屈曲・伸展ともに可動域が狭く、動き始めに痛みが出る状態でした。
本日で6回目の施術。
「だいぶ楽になりました」とのこと。
これまで一段ずつでなければ降りられなかった階段も、今ではスムーズに降りられるようになったそうです。
本当に良かったですね。
あともう少しで、日常生活はほぼ問題ないところまでいくでしょう。
画像所見=痛みの原因とは限らない
膝の半月板は、年齢や外傷歴があればMRIで損傷や摩耗が見つかることは珍しくありません。
しかし、「損傷がある=必ず痛い」というわけではないのです。
有名な研究である
Abnormal Magnetic-Resonance Scans of the Lumbar Spine in Asymptomatic Subjects(1990年) では、症状のない健常者にも高率に椎間板ヘルニアが認められることが示されました。
同様に、膝の半月板変性も無症状の方に多く見つかることが知られています。
つまり…
画像は「構造」を示しますが、「痛み」を直接証明するものではありません。
長く続いた痛みでも変化は起きる
Aさんのケースでも、
- 体幹の筋バランスの偏り
- 関節周囲筋の過緊張
- 動作パターンの偏り
こうした要素が重なり、痛みが維持されていたと考えられます。
適切に評価し、負担をかけている組織を整えていくと、10年続いた痛みでも変化は起こります。
もし今の痛みが改善しないなら
- 画像では「異常あり」と言われた
- でも手術は迷っている
- 長く痛みが続いている
その場合、一度「筋・靭帯・関節周囲組織の機能」に目を向けてみても良いかもしれません。
構造だけでなく、機能を見る。
そこに改善のヒントが隠れていることは、決して少なくありません。
Aさん、この調子でいきましょう。
ゴールはもうすぐです。



