
膝の痛みを訴える方は本当に多いですね。
春日部市よりお越しのAさん。
数年前から両膝の内側に痛みがあり、整形外科では変形性膝関節症と診断されています。
来院時、外観上ある程度の変形は見られました。
可動域は屈曲がやや制限されており、正座は難しそうな状態です。
しかし触ってみると、内転筋群や大腿四頭筋に明らかな筋緊張と圧痛がありました。
つまり、関節そのものだけでなく、周囲の軟部組織にも負担がかかっている状態です。
施術後、その場で痛みは軽減し、「歩きやすい」とのこと。
このまま1回で落ち着く可能性もありますし、数回の調整が必要になるかもしれません。
■ 変形=痛み、ではない
「変形があるから痛い」と考えがちですが、
実際には変形があっても無症状の方は多くいらっしゃいます。
痛みは主に、
- 皮膚
- 靭帯
- 関節包
- 筋肉
といった軟部組織に存在するポリモーダル受容器(侵害受容器)の興奮によって発生することが多いと分かってきています。
つまり、画像で見える“形”よりも、
組織の過敏性や緊張状態が重要な場合が少なくありません。
■ センサーが落ち着けば痛みは変わる
この痛みセンサーの興奮が鎮まれば、症状は軽減していきます。
方法は一つではありません。
- 徒手療法
- マッサージ
- ストレッチ
- 適切な運動
いずれも目的は同じです。
過緊張を和らげ、組織の環境を整えること。
膝に変形があっても、
「もう良くならない」と決めつける必要はありません。
体は、思っているより柔軟です。



