変形性股関節症とは?原因・症状・検査・治し方をわかりやすく解説

変形性股関節症とは?原因・症状・検査・治し方をわかりやすく解説

股関節の痛みで病院を受診し、「変形性股関節症ですね」と言われると、

「軟骨がすり減っているから、もう治らないのでは?」
「このまま悪くなって、いずれ手術になるのでは?」
「整体や接骨院で施術を受けても意味がないのでは?」

と不安になる方は少なくありません。

変形性股関節症は、股関節の軟骨や骨などに変化が起こり、痛みや動かしにくさなどが現れる疾患です。

ただし大切なのは、レントゲンで確認される関節の変形と、現在感じている痛みの強さが必ずしも一致するわけではないということです。

股関節に変形があっても、それほど痛みを感じない方もいます。

反対に、画像上の変形が軽度であっても強い痛みを感じる方もいます。

これは、股関節の痛みが関節そのものだけで決まるのではなく、筋肉や筋膜、関節機能、腰や骨盤からの関連痛、身体の使い方、痛みに対する不安や緊張など、さまざまな要因の影響を受けるためです。

このページでは、

  1. 変形性股関節症とは
  2. 変形性股関節症の原因
  3. 変形性股関節症の症状
  4. 変形性股関節症の検査
  5. 変形性股関節症の治し方

について、できるだけわかりやすく解説します。

さらに、

  • 病院・整形外科ではどのような治療を行うのか
  • 整体や接骨院では何ができるのか
  • 慢性化した痛みに対してヒプノセラピーをどのように活用するのか

についても説明します。

変形性股関節症の原因・症状・検査・治し方を、6コマの漫画でわかりやすく解説した図解画像。股関節の変形だけでなく、筋膜性疼痛症候群(MPS)や関節機能障害(JD)、動作や負担の偏りについても紹介している。

1.変形性股関節症とは

股関節は、骨盤側にある「寛骨臼」という受け皿に、大腿骨の先端にある丸い「大腿骨頭」がはまり込むような構造をしています。

この構造によって、股関節は身体を支えながら、

  • 歩く
  • 立ち上がる
  • 階段を上り下りする
  • しゃがむ
  • 足を開く
  • 靴下を履く

といった大きな動きを可能にしています。

正常な股関節では、骨の表面を関節軟骨が覆っており、関節にかかる衝撃を和らげながら滑らかに動くことができます。

変形性股関節症では、長い年月の中で関節軟骨が傷んだり薄くなったりし、次第に関節の形にも変化が起こります。

レントゲンでは、

  • 関節裂隙(すき間)の狭小化
  • 骨棘
  • 軟骨下骨の硬化
  • 骨頭や寛骨臼の変形

などが確認されることがあります。

こうした変化が進行すると、股関節の動きが悪くなったり、動作時に痛みを感じたりすることがあります。

「軟骨が減った=必ず痛い」ではありません

ここで知っておいていただきたいのが、画像で確認できる変形の程度だけでは、痛みの強さを説明できないことがあるという点です。

人間の身体には、年齢とともにさまざまな変化が起こります。

背骨であれば椎間板の変性や骨棘、膝であれば軟骨の摩耗などが見つかることがあります。

しかし、画像上の変化がある人全員に痛みがあるわけではありません。

股関節についても同様です。

そのため、

「軟骨が減っているから痛い」
「変形しているから、この痛みは仕方がない」

と単純に考えるのではなく、現在の痛みに何が関係しているのかを総合的に考えることが重要です。

2.変形性股関節症の原因

変形性股関節症には、さまざまな要因が関係します。

大きく分けると、明確な原因となる疾患や骨格上の問題が確認されない「一次性」と、股関節の形態異常や病気などを背景として発症する「二次性」に分類されます。

加齢による変化

股関節は、立っているときも歩いているときも体重を支え続けています。

長年の負荷によって、関節軟骨や周囲組織には少しずつ変化が起こります。

年齢を重ねること自体が病気というわけではありませんが、加齢に伴う組織の変化は変形性股関節症の一つの要素になります。

臼蓋形成不全

日本では、変形性股関節症の背景として臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)がみられることがあります。

臼蓋形成不全とは、大腿骨頭を覆う骨盤側の受け皿が十分に発達しておらず、骨頭を覆う面積が少ない状態です。

受け皿が浅いと、股関節の一部に負担が集中しやすくなります。

若い頃には特に症状がなくても、長期間にわたって負荷が加わることで、徐々に関節に変化が起こる場合があります。

発育性股関節形成不全(旧名:先天性股関節脱臼)など

小児期の股関節の発育に関係した問題が、その後の変形性股関節症に影響することもあります。

幼少期には症状が目立たず、成人以降になってから股関節痛を自覚するケースもあります。

外傷や病気

過去の骨折や脱臼、股関節周辺の疾患などが、後年の関節変形につながることもあります。

体重や身体への負荷

体重が増えるほど、歩行や立ち上がりの際に股関節へかかる力も大きくなります。

ただし、

「太っているから股関節が悪くなった」

と単純に考えるべきではありません。

体重は数ある要因の一つです。

痛みが強い状態で無理な減量や運動を行うと、かえって生活の質を低下させる場合もあります。

筋力や身体の使い方

股関節周囲の筋肉は、骨盤と大腿骨を安定させる重要な役割を持っています。

臀筋群や股関節周囲筋の機能が低下すると、歩行や立ち上がりの際の負荷が偏りやすくなることがあります。

一方で、「筋力不足だけが原因」と決めつけるのも適切ではありません。

変形性股関節症は、骨格、関節、筋肉、生活習慣、身体活動など、複数の要素が影響し合っていることが多い疾患です。

3.変形性股関節症の症状

変形性股関節症では、最初から強い痛みが出るとは限りません。

初期には、

  • 歩き始めだけ痛い
  • 立ち上がるときに少し痛い
  • 長く歩いた後だけ違和感がある

といった軽い症状から始まることがあります。

代表的な症状には次のようなものがあります。

鼠径部の痛み

最も典型的なのは、足の付け根、いわゆる鼠径部周辺の痛みです。

「股関節が痛い」というより、

「脚の付け根が痛い」
「お腹と太ももの境目が痛い」

と表現される方もいます。

お尻や太ももの痛み

股関節の問題であっても、必ずしも鼠径部だけが痛むわけではありません。

臀部、太ももの前側・外側などに痛みを感じることもあります。

膝の痛みとして感じることもあります

股関節由来の痛みが、膝周辺に感じられることがあります。

そのため、

「膝が痛いと思って病院へ行ったら、実は股関節が原因だった」

というケースもあります。

歩き始めの痛み

椅子から立ち上がった直後や、歩き始めに痛みを感じることがあります。

しばらく動いているうちに少し楽になる場合もあります。

長時間歩くと痛い

症状が進んでくると、歩行距離が短くなることがあります。

以前は問題なく歩けていた距離で痛みが出たり、途中で休憩が必要になったりします。

股関節が動かしにくい

関節の動きが制限されると、日常生活にも影響が出てきます。

例えば、

  • 靴下が履きにくい
  • 足の爪が切りにくい
  • あぐらがかけない
  • 車の乗り降りがつらい
  • 足を大きく開けない
  • 深くしゃがめない

などです。

歩き方が変わる

痛みや可動域制限が強くなると、痛む側をかばうような歩き方になることがあります。

その結果、反対側の股関節、膝、腰などに負担がかかることもあります。

「股関節が変形している=すべての痛みの原因」ではありません

変形性股関節症と診断された方を診ていると、画像上の変形だけでは現在の症状を十分に説明できないことがあります。

股関節周辺には、

  • 中殿筋
  • 小殿筋
  • 大殿筋
  • 腸腰筋
  • 内転筋群
  • 大腿筋膜張筋
  • 深層外旋筋群

など、多くの筋肉があります。

これらの筋肉や筋膜に痛みが生じると、股関節周辺に痛みを感じることがあります。

また、腰椎や骨盤周囲の問題によって、臀部や鼠径部、太ももなどに症状が現れる場合もあります。

つまり、

「変形性股関節症と診断されていること」と「現在感じている痛みのすべてが変形によるものであること」は、必ずしも同じではありません。

ここを丁寧に評価することが重要です。

4.変形性股関節症の検査

股関節の痛みが続いている場合、まず重要なのは医療機関で適切な診断を受けることです。

問診

まず、

  • いつから痛いのか
  • どこが痛いのか
  • どのような動きで痛むのか
  • 安静時にも痛むのか
  • 夜間痛があるのか
  • どの程度歩けるのか
  • 日常生活で困っていることは何か

などを確認します。

痛みの強さだけでなく、その痛みによって生活がどの程度制限されているかも重要です。

股関節の動きの検査

股関節をさまざまな方向へ動かし、

  • 曲げる
  • 伸ばす
  • 開く
  • 内側へ動かす
  • 内旋・外旋する

といった動作で痛みや可動域制限があるかを確認します。

レントゲン検査

変形性股関節症の診断では、レントゲン検査が重要です。

レントゲンでは、

  • 関節裂隙の狭小化
  • 骨棘
  • 骨硬化
  • 骨頭の変形
  • 臼蓋形成不全

などを確認します。

MRIやCT

必要に応じてMRIやCTなどの検査が行われることもあります。

MRIでは骨だけでなく、軟部組織や骨内部の状態なども確認できます。

CTは骨の形態をより詳しく確認したい場合などに用いられます。

画像だけでなく、症状と生活を合わせて考えることが重要です

レントゲンに変形が写っていることは重要な情報です。

しかし、その画像だけを見て、

「この程度なら大丈夫」
「ここまで変形しているから絶対に手術」

と判断するものではありません。

治療方針は、

  • 痛みの程度
  • 可動域
  • 歩行能力
  • 年齢
  • 仕事
  • 趣味
  • 日常生活への影響
  • 本人が何を望んでいるか

などを総合して考える必要があります。

5.変形性股関節症の治し方

まず最初に明確にしておきたいことがあります。

整体や接骨院の徒手療法によって、変形した骨や失われた関節軟骨を元通りにすることはできません。

これはヒプノセラピーでも同様です。

一方で、

関節の変形を元に戻せないことと、痛みや動作障害を改善できないことは別問題です。

痛みには、関節そのものだけでなく、

  • 筋肉
  • 筋膜
  • 周囲の関節機能
  • 腰や骨盤
  • 筋力
  • 身体活動
  • 睡眠
  • ストレス
  • 痛みへの恐怖
  • 神経系による痛みの調節

など、多くの要素が関係します。

そのため、治療方法も一つではありません。

病院・整形外科での治療

変形性股関節症の治療は、大きく分けると「保存療法」と「手術療法」があります。

薬物療法

痛みが強い場合には、鎮痛薬や抗炎症薬などが使用されることがあります。

薬によって痛みを抑えることで、日常生活や運動を行いやすくすることも治療の一部です。

「薬を飲む=根本治療ではないから意味がない」

ということではありません。

痛みが強すぎて身体を動かせない状態が続けば、筋力低下や活動量低下につながります。

必要な時期に適切に痛みをコントロールすることは重要です。

運動療法・リハビリテーション

股関節周囲の筋力や可動性を保つため、運動療法が行われることがあります。

特に臀筋群などの股関節を安定させる筋肉は重要です。

ただし、痛みを我慢して強い運動を行えばよいわけではありません。

その日の状態や病期に合わせ、無理のない範囲から行います。

杖などの使用

痛みが強い場合には、杖を使用することで股関節への負担を軽減できることがあります。

杖を使うことに抵抗を感じる方もいますが、痛みを我慢して無理に歩き続けるより、生活範囲を保つために道具を利用した方が良い場合があります。

体重管理

体重が増えると股関節への負担も増えます。

そのため、必要に応じて体重管理を行うこともあります。

ただし、痛みが強い方に無理な運動を勧めるのは現実的ではありません。

食生活、活動量、睡眠などを含め、長期的に考えることが大切です。

手術療法

保存療法を行っても日常生活への支障が大きい場合や、痛みが非常に強い場合には、手術が検討されることがあります。

代表的なのが人工股関節全置換術(THA)です。

人工股関節置換術は、適応を適切に判断して行えば、強い股関節痛や歩行障害を大きく改善できる治療法です。

また、年齢や関節の状態によっては、骨切り術などが検討されることもあります。

手術を必要以上に怖がる必要はありません

「できれば手術はしたくない」

というお気持ちはよくわかります。

しかし、

何が何でも手術を避けることが正解とは限りません。

股関節の状態によっては、保存療法を長期間続けるよりも、手術によって生活の質が大きく改善するケースがあります。

私たち接骨院側も、

「絶対に手術をしない方がいい」

という立場ではありません。

必要な医療は必要です。

一方で、画像に変形があるという理由だけで、現在の痛みのすべてを諦めてしまう必要もありません。

この両方を冷静に考えることが大切だと考えています。

整体・接骨院でできること

整体や接骨院では、変形した股関節そのものを元の形に戻すことはできません。

では何をするのでしょうか。

当院では、

「変形性股関節症という画像上の診断」だけを見るのではなく、現在の痛みや動きに何が関係しているのかを評価する

ことを重視しています。

股関節周囲の筋肉・筋膜を確認します

股関節周囲の筋肉や筋膜に問題が起こると、鼠径部や臀部、太ももなどに痛みを感じることがあります。

いわゆる筋膜性疼痛の状態が、変形性股関節症に伴って存在していることもあります。

この場合、画像上の関節変形そのものは変わらなくても、筋肉や筋膜に対する施術によって痛みが軽減する可能性があります。

関節機能を確認します

股関節は単独で動いているわけではありません。

骨盤、仙腸関節、腰椎、膝、足関節など、多くの部位と連動しています。

股関節周囲に変形があったとしても、その周辺の関節機能を改善することで身体の動かしやすさが変化することがあります。

腰からの症状ではないか確認します

臀部や太ももの痛みは、股関節だけでなく腰から生じる場合があります。

腰椎周囲の組織や神経の問題によって、股関節周辺に痛みを感じることもあります。

そのため、

「股関節が変形しているから股関節だけを施術する」

とは限りません。

身体全体を確認する必要があります。

痛みを避けすぎることで身体が硬くなる場合もあります

長期間痛みが続くと、

「動かしたら悪くなるのではないか」
「また痛くなるのではないか」

という不安が強くなることがあります。

すると必要以上に身体を動かさなくなり、筋力や柔軟性が低下し、さらに動きづらくなることがあります。

もちろん、痛みを我慢して無理に動けばよいという意味ではありません。

安全に動かせる範囲を少しずつ取り戻すことが重要です。

「変形があるから仕方ない」で終わらせない

当院が特に大切にしているのは、

変形そのものと現在の痛みを分けて考えることです。

レントゲン上の変形をなくすことはできません。

しかし、

  • 筋肉の緊張
  • 筋膜性疼痛
  • 関節機能
  • 身体の使い方
  • 活動量
  • 痛みに対する恐怖や警戒

などが症状に重なっているのであれば、改善できる可能性があります。

そのため、

「変形性股関節症だから、もう何をしても無駄」と決めつける必要はありません。

ヒプノセラピーでできること

変形性股関節症は身体の構造に関係する疾患です。

したがって、ヒプノセラピーによって骨の変形を治したり、失われた軟骨を元に戻したりすることはできません。

では、なぜ慢性痛に対してヒプノセラピーを使用するのでしょうか。

それは、痛みが単純に身体組織の状態だけで決まるものではないからです。

慢性的な痛みでは、

  • 痛みに対する恐怖
  • 「また痛くなる」という予期不安
  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 筋緊張
  • 痛みに注意が集中する状態
  • 過去の経験
  • 生活上の問題
  • 感情的な負担

などが、痛みの感じ方に影響することがあります。

痛みは「身体だけ」の問題とは限りません

慢性痛を考えるときには、生物・心理・社会的な要素を含めて考える「生物心理社会(BPS)モデル」という考え方があります。

身体に問題があることを否定する考え方ではありません。

身体の状態に加えて、

「どのような状況で痛みが強くなるのか」
「どのような気持ちのときに症状が変化するのか」
「痛みに対してどの程度警戒しているのか」

なども含めて考えていきます。

催眠によるリラクセーション

痛みが長く続いている方では、身体が常に緊張していることがあります。

本人は力を抜いているつもりでも、無意識に筋肉へ力が入っているケースもあります。

催眠状態を利用しながら、

  • 呼吸
  • 身体感覚
  • 筋肉の緊張
  • 安心感

などに注意を向けることで、リラックスした状態を作っていきます。

身体の緊張が軽減することで、痛みの感じ方が変化することもあります。

催眠分析と「自分との対話法」

当院では必要に応じて、催眠状態を利用した自分自身との対話法を行うことがあります。

慢性的な痛みの中には、

「なぜこのタイミングで痛みが強くなるのだろう」

と考えても、本人には理由がわからないものがあります。

例えば、

  • 強いストレスが続いていた
  • 家庭や仕事で無理をしていた
  • 本当は休みたかった
  • 感情を抑え込むことが続いていた
  • 痛みに強い意味づけをしていた
  • 過去の体験から身体に対する警戒が強くなっていた

などです。

こうした要素が必ず痛みの原因になるわけではありません。

しかし、慢性痛を長く診ていると、身体だけを評価していては説明しきれない変化がみられることがあります。

催眠分析では、催眠状態を利用しながら無意識をもう一人の自分として見えるようにし、

「今の自分は何を感じているのか」
「この痛みについて、自分の中ではどのように捉えているのか」
「痛みが始まった頃、自分の生活に何が起こっていたのか」

など、色々と対話をしていきます。
すると、意識では思ってもいなかったようなことが判明することがあります。

そこで、解決できるものは解決し、対策できることは対策していくのです。

その結果、痛みという症状が改善に向かうということはしばしばあることです。

無理に「心の原因」を探すことはしません

痛みがある方に対して、

「それはストレスです」
「精神的な問題です」

と言われると、

「身体が痛いのに、気のせいだと言われた」

と感じてしまうことがあります。

当院ではそのようには考えていません。

痛みは実際に感じているものです。

身体的な要因がある場合には、まず身体を評価します。

そのうえで、慢性化した痛みに心理的・社会的要素が関係している可能性がある場合には、必要に応じてヒプノセラピーを補助的に使用します。

つまり、

身体か心か、どちらか一方を原因として決めつけるのではなく、両方を含めて考える

ということです。

変形性股関節症と言われても、すぐに諦める必要はありません

変形性股関節症では、関節そのものに構造的な変化が起こっています。

その事実を無視することはできません。

一方で、

変形があることと、痛みが今後ずっと続くことは同じではありません。

股関節周囲の筋肉や筋膜、関節機能、腰や骨盤、筋力、身体活動、睡眠、ストレス、痛みに対する不安など、さまざまな要素が症状に影響します。

改善できる要素が残っていれば、痛みや動作が変化する可能性があります。

一方で、手術が必要な状態を無理に引き延ばす必要もありません

保存療法や施術で改善する可能性がある方もいれば、人工股関節置換術などの手術によって大きく生活の質が改善する方もいます。

重要なのは、

「病院か接骨院か」

という二者択一ではありません。

必要に応じて、

  • 整形外科
  • リハビリテーション
  • 運動
  • 徒手療法
  • セルフケア
  • 心理的アプローチ

などを組み合わせながら、自分に合った方法を選択することです。

おおしま接骨院での考え方

当院では、

「変形性股関節症という診断名だけを見る」のではなく、「現在の痛みに何が関係しているのか」を考える

ことを大切にしています。

股関節の変形そのものを徒手療法で治すことはできません。

しかし、

  • 筋肉・筋膜
  • 関節機能
  • 腰や骨盤
  • 身体の使い方
  • 痛みへの恐怖や警戒
  • ストレスや緊張

などが痛みに関係しているのであれば、そこには介入できる可能性があります。

また、身体への施術だけでは十分な変化が得られず、慢性的な痛みに心理社会的な要素が関係していると考えられる場合には、ご希望に応じてヒプノセラピーを利用することもあります。

「変形性股関節症と言われたから、もう仕方がない」

と考える前に、

今感じている痛みの中に、まだ変えられる部分がないか

一度確認してみることも大切です。

ただし、

  • 安静にしていても強い痛みが続く
  • 急激に症状が悪化した
  • 発熱を伴う
  • 転倒や外傷後から強く痛む
  • 急に歩けなくなった
  • 日常生活が著しく制限されている

といった場合には、まず医療機関を受診してください。

変形性股関節症の治療で最も重要なのは、診断名だけで悲観することでも、逆に変形を軽視することでもありません。

現在の身体の状態を正しく評価し、自分に必要な治療や支援を選択することです。

変形性股関節症でお困りでしたらご相談ください。

あなたは今の状態に満足していますか?

痛みなどの症状は様々な原因で発生します。
自己判断はせずに必ず専門家の指示を仰ぎましょう。

おおしま接骨院では独自の施術法や気功、ヒプノセラピー、カウンセリングなどを駆使し、悩みの解決を目指しています。