腰痛における危険信号(レッドフラッグ)

腰痛は実に多くの人が経験する症状です。腰痛診療ガイドラインも各国で発表されていて、日本でも一昨年末に発表されたのは記憶に新しいところです。

ぎっくり腰(急性腰痛)の多くは2週間以内に9割近くが自然に良くなりますが、そうでない場合もあるわけです。内臓疾患や癌、感染症などが原因で腰に痛みが出る場合があります。これらの重篤な疾患の可能性があるかどうかをチェックするには下記の「レッドフラッグ」の項目をチェックします。

腰痛に重篤な疾患が隠れている可能性は数%ですが、「レッドフラッグ」に該当する項目があった場合、画像検査や血液検査を実施して重大な病変の有無を調べるように腰痛診療ガイドラインは勧告しています。

上記のレッドフラッグに該当しなければ、グリーンライト、多くの方は治っていきますからひとまず安心です。

もしそれでも治っていかない場合、再度画像検査や血液検査を実施するか、イエローフラッグをチェックしましょう。

これは心理社会的問題で、職場や家庭の環境、痛みに対する考え方など、とても重要な部分になります。

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