痛みに対する不安や恐怖が慢性痛をつくる

「誤った時代遅れの知識」が脳の痛みをコントロールするシステムの機能低下をさせ、痛みの悪化や、慢性的な痛みにつながっていることが分かってきました。

痛みに対して常に不安や恐怖でいると、脳の痛みをコントロールするシステムがおかしくなってしまったり、動作に対する恐怖があると腰をかばいすぎて体を動かさなくなります。
すると、動かさないことや筋肉の緊張からますます悪化してしまうことに。

現在のところ、簡単で最も効果的な対策は「正しい知識を身につけること」と言われています。

2012年に日本腰痛学会が発表した腰痛診療ガイドラインにもパンフレットやビデオなどを使った患者教育の有効性が記されています。

パンフレットやビデオといえば、以前オーストラリアのビクトリア州で行われたメディアキャンペーンが有名ですね。
キャンペーンにより腰痛による労災申請件数が15%減少し、腰痛にかかる医療費の20%削減に成功しました。
Buchbinder R. et al, Spine, 2001, 26(23): 2535-42.
Buchbinder R. et al, BMJ, 2001,332(7301): 1516-20.

1997年9月から1999年12月の間に行われたオーストラリアビクトリア州でのキャンペーンの3年後も継続的に改善していた。
Spine (Phila Pa 1976). 2005 Jun 1;30(11):1323-30.

アメリカの研究では読書療法により、読了後1週間で52%が改善し、9ヶ月後、18ヶ月度も痛みが改善し続けた。
Udermann BE.. et al, Spine J, 2004, 4(4): 425-35.

時代遅れの古い常識に恐怖や不安を感じることはありません

レントゲンやMRIはガンや感染症、骨折などの重い病気を示唆する危険信号が無ければ撮影する必要はないと言われています。
骨の変形や椎間板ヘルニア変性、神経に対する圧迫などの画像の変化が痛みの原因ではないことはもう分かっているからです。

症状との関連が低いと言われているレントゲンやMRI写真を心配するよりも、改善するためにやれることをやってみませんか。

このサイクルをどこかで断ち切る必要があります

改善策を提案できます!

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