プラセボ効果とノーシーボ効果

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プラセボ効果で痛みが和らぐ

プラセボ効果というのはご存知でしょうか?プラセボ効果とは、薬効成分を含まない偽の薬(偽薬)を薬だと偽って飲んでもらった場合、患者さんの症状が改善するような治療効果のことを言います。プラスの思い込みによる効果ですね。痛みとアレルギーには思い込みが強く体に

作用することが分かっていて、特に本人が「これは効きそうだ」と強く思うほど効果も強くなります。

 

 

例えばアメリカ整形外科学会で発表された研究では、変形性膝関節症の患者さんに対して「プラセボ手術」、つまり、皮膚を切るだけで実際には何の治療も行わない「偽の手術」を施し、実際に「本当の手術」を受けた患者さんと比較しています。

結果は、両者とも治療効果に差がなく、手術後のある時期ではプラセボ手術を受けた患者さんのほうが良好な経過となっていました。

つまり、「この手術は痛みに効きそうだ」という期待感だけで痛みが改善したのです。

このようなプラセボ効果について、脳の中で何が起きているか、ということもある程度分かっています。痛みを感じたとき、脳内では痛みを抑えてくれる鎮痛物質が分泌されますが、実は患者さんが「これは痛みに効きそうだ」と思って薬を使うことでも、その鎮痛物質がよりたくさん分泌されるのです。

 

しかも、薬ではなく、薬に見せかけた偽薬を「これは痛みに効きますよ」と医師に渡されて服用したような場合にも、やはり鎮痛物質が分泌されて痛みを抑えることがあります。これがプラセボ効果です。

偽薬が効くなんて何か詐欺的な話のように感じるかもしれませんが、どのような治療もある程度はプラセボ効果を伴っており、治療効果を補っているのは間違いありません。

臨床試験などでは、薬そのものの効果を判定するため、プラセボ効果を極力排する工夫がなされますが、実際の治療では、むしろプラセボ効果を積極的に利用して痛みを早期に抑えたほうが患者さんのためになるでしょう。

大きなリスクを伴わず、痛みを早期に改善できるのであれば方法にこだわる必要はないと思います。

医療者の言葉が痛みを作り出す「呪い」となる

このプラセボ効果の真逆とも言える作用がノーシーボ効果」です。

ノーシーボ効果というのは、「これは体に悪そうだ」と思うことで実際に何らかの症状を起こす現象を指すもので、ある種の「呪い」のようなものと考えてもいいかもしれません。そんなこと本当にあるの?と思うかもしれませんが、こんな興味深い実験があります。

 

ドイツのマインツ大学の研究によると、147人の被験者に「電磁波の健康被害」に関するテレビ番組を見せた後、無線インターネットの装置(WiFi)を作動させたところ、54パーセントの人が番組で紹介されたような電磁波の健康被害の症状を示しました。

ところが、実はその装置はダミーであり、実際には電波も電磁波も出していなかったのです。

つまり、被験者の57パーセントは「電磁波は体に悪そうだ」という思いによって、自らの症状を作り出していたのです。

また、アメリカのコロンビア大学の実験では、催眠状態にした被験者に「これから額にアイロンで触れる」と宣言してから鉛筆の先で額に触れると、その被験者が「熱い!」と叫び、額には火ぶくれとかさぶたができるという現象が確認されています。この実験はその後4回繰り返され、いずれもまったく同じ結果が得られたそうです。

さらに、こんな話もあります。第二次世界大戦前のヨーロッパでは死刑囚を被験者として、血液を体から少しずつ抜くという実験が行われました。

実際には、血液は抜いておらず、目隠しをされた被験者は水滴の音を血液が滴り落ちる音だと思い込んでいたのですが、それでも、事前に知らされていた「人間の全血液量」に相当する出血量を医師に告げられると、その被験者は死んでしまったそうです。

これらは、ノーシーボ効果がある種の「呪い」として働くことの一例ですが、これと同じような「呪い」を、私たち医療に携わる者が患者さんにかけてしまうことがあります。

つまり、「椎間板が突出して神経を圧迫しているから、今は痛くなくても今に痛くなります」「腰椎が変形しているから、そのうちに腰痛が出てきますよ」「脊柱管が狭くなっているから、今後、狭窄症の症状が出てくるかもしれない」

……といったことを医療者の側が言ってしまうと、それがノーシーボ効果となり、それまでなかった痛みを起こしてしまうのです。

そう、まるで「呪い」のように。実際、そのようにして多くの腰痛が作り出されていると私は考えます。

だからこそ、医療に携わる者は、己の使う言葉に細心の注意を払わなければなりませが、いまだに「骨盤が歪んでいる」「骨が変形して・・・」「老化で・・・」などの言葉が溢れかえっていますね(とほほ)。

残念ながら日本の痛み医療は諸外国に比べると20年以上遅れていると言われており、まだしばらくは痛みの知識を吸収して自分の体は自分で守るしか無いのかもしれません・・・。

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【おおしま整体院(接骨院)のご案内】

【施術時間】
午前9:00~12:00 午後14:00~18:30(土日は17:30) 水曜定休その他都合でお休み

【場所】
埼玉県蓮田市末広2-1-2
JR宇都宮線(東北本線)蓮田駅西口徒歩1-2分、ダッシュ30秒

【電話】
048-764-1190

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※予約制ではなく来院してお待ち頂いた方から順番で施術をしています。
予約制かどうかの電話は必要ありませんので施術時間内にご来院ください。
また「いつが混んでいるか?」と度々質問をされますがいつが混んでいるかはわかりません。
※保険診療でできることには限りがあり、より良い施術を提供したいという思いから当院では保険診療は行っておりません。

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眼瞼下垂症と肩こり

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眼瞼下垂症肩こりに関連があるのはご存知でしょうか。

眼瞼下垂症とは上まぶたがなんらかの原因により機能障害をお越し下がってしまった状態をいいます。

下がった上眼瞼(上まぶた)を挙げようと他の筋肉を使って目を開けようとしますから色々な症状が発生します。

例えば、眼瞼下垂症に伴い頭痛首こり肩こり、睡眠障害などを経験しているかもしれません。

これは頭部顔面の筋肉と首や手の筋肉は連絡網のようなものがあり、一箇所緊張すると緊張が連鎖してみな固くなってしまうからです。
首や肩のマッサージを受けて目の開きが良くなったり、明るく見えるようになった経験をした方は多いとは思いますが、それは首や肩の筋肉が柔らかくなったために目周囲の筋肉も一緒に柔らかくなった為です。

しかしながら、筋肉の緊張を操作しても改善が一時的である場合は手術が必要な眼瞼下垂症もあるそうなので、眼科さんに相談してみるのも良いかもしれませんね。

やってはいけない目の治療 スーパードクターが教える“ほんとうは怖い”目のはなし

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施術の感想をいただけました(^^)

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施術の感想をいただけましたので紹介いたします。

腰部脊柱管狭窄症で右足にしびれが有り手術しか無いと言われたのと、五十肩で右肩が上がらなかったのと後手に組めなかった。
友人がおおしま接骨院に通院して腰部脊柱管狭窄症が直ったと聞き半信半疑で通院を始めて3回目の施術後より徐々に回復しています。
現在8回目で脊狭症も五十肩もほとんど回復して感謝感激をしています。

埼玉県深谷市 S,Nさん 

施術の感想をありがとうございました。
回復して良かったですね(^^)

S,Nさんは重い物を持ち上げたことがきっかけになって今回の症状が発症しました。
特に神経脱落症状もなく、体のアチコチに筋肉の圧痛があったことから筋肉の問題かもしれないと疑い施術しました。

健康な70代でもレントゲン上は脊柱管の狭窄が6割に写ると言われています。

危険信号レッドフラッグ)の無い腰痛に画像検査は無効であるばかりか患者さんの恐怖や不安を煽ってしまいマイナスになるから勧めない、と言われているのですが日本の場合健康保険制度状病名をつけなければいけません。

この不安と恐怖がとても厄介ですよね。

痛みの特効薬は「正しい情報」だと言われています。
時代遅れの考え方に囚われること無く、積極的に新しい考え方を取り入れ症状から開放されると良いですね。

 

 

先日Facebookで知り合いました伊藤かよこ先生が「人生を変える幸せの腰痛学校」という本を出版されました。世界初の読んで治す小説形式の書籍だそうですが、とても読みやすく、すっと頭に入ってきますよ。

本を読むことで正しい知識、情報を知り、考え方を変えて行動していく「読書療法」は最新の「腰痛診療ガイドライン」でも強く推奨されているそうです。

痛みから解放されるにはまず正しい知識から。
未来に負の遺産を残さないためにも、さあ、皆さん始めましょう(^^)

人生を変える幸せの腰痛学校 ―心をワクワクさせるとカラダの痛みは消える

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長く続いた腰と膝の痛み

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茨城県古河市よりお越しのAさんは10年前に自転車転倒してからと両に痛みがありました。

膝は検査の結果半月板を損傷したらしく、手術を勧められていたそうです。

knie schmerzen 2初めていらっしゃった時腰は筋肉のバランスからか、左に傾いていました。その他伸展制限と筋肉の圧痛。

膝は屈曲と伸展時の動く範囲が制限されていました。

本日6度目の施術をしましたが、大分良いそうです。
痛みで一段ずつしか降りれなかった階段もスムーズに降りれるようになったそうです。

Aさん良かったですね。

あともう少しで大丈夫になるかと思います。

長く痛みが続いた方でもすぐに良くなる方はたくさんいますし、半月板が画像上損傷したり摩耗していても痛みがとれる方はたくさんいます。

今の痛みがなかなか改善しない場合、筋肉や靭帯の痛みを疑ってみてはいかがでしょうか。

Physiotherapie

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脊柱管狭窄症への減圧術と理学療法、二年後の身体機能に差なし

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症候性の腰部脊柱管狭窄症患者をランダムに外科的減圧術群と六週間の理学療法群に割付、二年後の身体機能を比較した臨床試験で両群に有意差がないことが明らかになった。両群とも二年後に身体機能が同程度に回復しており、効果に男女差は見られなかったという。米Pittsburgh大学のAnthony Delitto氏らが、Annals of Internal Medicine誌2015年4月7日号に報告した。 http://annals.org/article.aspx?articleid=2214174

とまあ、こんなデータもあります。

脊柱管狭窄症で苦しんでいる方、多いですよね。
手術するのか、保存的に治療するのか、様々なデータを集めてよく考えてくださいね。

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症と病名はついていたが、実は痛みは筋膜性疼痛症候群MPS)だったなんてことはよくあることです。

手術しても保存療法でも二年後に差はなく、症状がない方をレントゲン撮影しても関節の変形や神経に対する圧迫が普通に見られるものなら、あまり脊柱管狭窄症などの病名に執着することなく、別の可能性を考えることが必要かもしれませんね。

もちろん麻痺があれば別ですが。

Radiography of Human Bones

春の防痛安心週間開催中です。

今回の防痛チェックは「

今は痛くないけど心配な方、日本防痛安心協会加盟の施設で無料チェックを
おこないましょう。

日本防痛安心協会
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大嶋大輔初の電子書籍、発売中です(^^)
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スクリーンショット 2015-03-12 22.14.52cropped-cover_img.png

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腰椎椎間板ヘルニアの様な筋肉痛は多い

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埼玉県さいたま市よりお越しのAさん、30代女性、1年前より腰痛と左下肢の痛みとしびれに悩まされていました。医療機関でMRIを撮影したところ、腰椎椎間板ヘルニアと言われたそうです。

当院受診時は痛みで体が曲がっていました。疼痛性側湾ですね。神経脱落症状は無く、左のお尻と左足の甲に圧痛がたくさんありました。

初回の施術直後はイマイチな反応でしたが、回を重ねるごとに症状は軽減してきました。先日4回目の治療前に話しを聞いたところ、8割程回復したそうです。笑顔も出ていて、とても嬉しそうでした。

椎間板ヘルニアと言われたが痛みの本態は実は筋肉だったというのはよくあることです。ですからどのような治療、ストレッチや、マッサージなどでも症状が軽減するのです。

・腰椎椎間板ヘルニアは痛みがなくても多くの方に存在することはご存じですか。

・痛みが無い方でもレントゲンやMRIを撮影すると腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症変形性脊椎症は見られます。これらが一般的な所見だということはご存じですか。

・画像上の変化と臨床症状に相関が無いという研究があるのはご存じですか。

保存療法手術を比べた場合、数年後は治療成績に差がなくなる事はご存じですか。

WS000140

1995 Volvo Award in clinical sciences. The diagnostic accuracy of magnetic resonance imaging, work perception, and psychosocial factors in identifying symptomatic disc herniations. より

 

先日Yahoo!などのニュースでも

「神の手を持つ」腰痛の名医が断言! 椎間板ヘルニアの9割は「誤診」です。「9割の腰痛の原因は「ヘルニア」でも「脊柱管狭窄」でもなかった!

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140820-00040164-gendaibiz-soci&p=1

と記事が流れましたね。

もっとお医者さんがこういった情報を発信すると世の中に広まるのも早くなりますね。私の話だとなかなか信用してもらえませんからw

笑っている老夫婦

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脊柱管狭窄症、画像と臨床症状に相関なしという研究もある

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埼玉県内よりお越しのAさん。1ヶ月半前より腰痛と両下肢のしびれがあります。

整形外科では脊柱管狭窄症手術の必要性を指摘されています。下肢痛が発生する前に足底筋膜炎があり、足をかばいながら歩いていたようです。ということは足底の痛みが腰と下肢全体に広がってきたと考えるべきでしょうか。盛んに麻痺の言葉が出てきていました。とても心配だったのでしょう。麻痺は神経脱落症状です。知覚鈍麻知覚脱失運動麻痺。痛みは麻痺ではありません。痛みは電気信号です。痛みがあるということは、どこかで痛みセンサーが興奮し続けているのです。

当院受診時、とても歩くのが辛そうでした。やっと動いている感じです。影響を与えそうな既往歴は特に無し。疼痛性側湾と腰の伸展障害、足背屈力が軽度ですが低下していました。これはセンサーの異常でも発生します。どちらかは経過を見ないとですね。深部腱反射異常なし、病的反射異常なし、筋萎縮異常なし。

その場ではあまり変化が無かったように思います。本日2度目の施術にいらっしゃいましたが、だいぶ正常に近い歩行になっていました。とても楽になったそうです。まだ負荷をかけると痛むそうですが、それも徐々に無くなるでしょう。問題なければ後1,2回の施術で終了するとおもいます。Aさん良かったですね。

症状がなくても脊柱管の狭窄がある方がたくさんいます。症状があっても画像上何も異常がない方がいます。この差は一体何でしょうか?

 

高性能な画像診断機器の普及によって1990年代ころから脊柱管狭窄症と診断される患者が増加したが、平均年齢59歳の脊柱管狭窄症の患者100名の画像所見(レントゲン撮影・CT・脊髄造影)と臨床症状を比較した結果、画像所見と臨床症状の間に関連性は見出せなかった。http://1.usa.gov/RxEUW4

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私もあなたも変形性関節症

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栃木県からお越しのAさん、以前より両膝に痛みがありました。整形外科さんでは変形膝関節症の診断をうけています。当院を受診する2,3週間前より痛みが増悪してしまい、ネットで当院のHPをご覧になって来院しました。※掲載することは許可をとってあります。

受診時変形と屈曲障害がありました。1回目の治療後、帰りは軽くなっていたそうですが、寝て起きたら痛くなっていたそうです。2回目の治療で急激に痛みが引いていきました。本日来院されましたが、膝の内側に張っている感じが少し残る程度で痛みは気にならなくなったそうです。

治療の必要は無さそうでしたが、ご本人の希望もあり本日は治療しました。今後は様子を見る予定です。

変形=痛みではありません。変形があっても痛くない方はたくさんいます。関節の変形は年をとれば普通にみられるものです。それが必ず痛みにつながるわけではありません。

 

50歳以上男性の8割に変形性腰椎症の所見・女性の4分の3で膝関節症を確認http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtnews/2006/M3925701/

変形性膝関節症の患者180人を関節内洗浄群、模擬手術群、関節鏡手術群に分けて経過を観察した所、関節鏡手術の成績は2年間にわたって模擬手術と同等だった。http://t.co/TbB5ddK

    MRI検査にて50歳以上の膝関節、89%に何らかの異常。              http://www.bmj.com/content/345/bmj.e5339

 

 

おおしま接骨院では変形性関節症の治療をしています。痛みのない生活に向けて、一緒にがんばりましょう。

おおしま接骨院オフィシャルサイト https://s621.com

おおしま接骨院Facebookpage https://www.facebook.com/s621com

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膝が変形していても痛くない方はたくさんいる(変形性膝関節症)

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遠方よりお越しのAさん、数年前から両膝の痛みで悩んでいます。変形性膝関節症と言われ、経過が悪ければ手術と説明されていました。手術のことが頭から離れないらしく、とても不安そうです。そりゃそうですけど。

膝は少し腫れていましたが、可動域は特に問題はありません。ももの筋肉である内側広筋と外側広筋に圧痛がありました。治療後その場では変化が感じ取れなかったようですが、後日お聞きしたところ、帰宅途中に痛みが引いて歩きやすかったそうです。2回目の治療は直後から変化を感じ取れたようで、たいへん喜んでいました。うまく行けばこのまま治療しないでも大丈夫でしょう。

都内よりお越しのBさん、以前より度々両膝に痛みが出ていましたが、昨年より痛みが強くなってきました。変形性膝関節症と言われています。直立してもらうと、体が右に傾いていました。膝は少し曲がりづらくなっていましたが、それほど日常生活には支障無さそうです。腫れが少し、何箇所かトリガーポイントがありました。3回の治療でだいぶ良くなりました。あともう少しで卒業できそうです。

このようなケースはなにも珍しいことではありません。もちろん全ての方がすぐに良くなるわけではありませんが。痛みが急性痛なのか、それとも慢性痛なのかによって変わってきます。慢性痛とは痛みの回路が変質してしまったことを指します。期間だけでは分けられないわけです。

膝が変形していても痛くない方はたくさんいます。もし変形で痛みが発生しているのならば、私のような受容器の治療で改善するわけありません。

 

○無症状膝のMRIにおける異常所見の発生頻度

無症状膝の115名(13歳から76歳)をMRIで調べたところ、半月板の変性は加齢とともに増加し、内側半月板の後節部で最も顕著であった。内側半月板の後節部では18.3%、60歳以上では41.7%に断裂を認めた。板状半月板は15膝にみられ、すべて外側であった。円板状半月板は広い年齢層にみられ、その頻度は13%であった。

 

○変形性膝関節症への関節鏡下デブリドマンはプラセボ効果しかない

膝関節痛がある180例に、膝関節鏡下デブリドマン、関節鏡下関節内洗浄、模擬手術が行われた。3群に無作為に割り付けられた被験者は全員がインフォームドコンセントに署名し、同じ外科医の手術を受けた。 2年間の追跡期間で、3群全てで疼痛及び膝関節機能の中等度の改善を報告したが、デブリドマン群も関節内洗浄群も、プラセボ群より成績が良いわけではなかった。

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脊柱管が狭窄していても痛くない方はたくさんいる(脊柱管狭窄症)

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脊柱管狭窄症と診断されてうちにいらっしゃる方はたくさんいます。

脊柱管狭窄症とは、脊髄神経を通す管のことです。これが狭まって、神経を圧迫(狭窄)して種々の症状を発生させるとあります。

しかしながら、脊柱管狭窄症が狭窄していても全く症状のない方もたくさんいますし、狭窄がなくても下肢痛や間欠性跛行などを訴える方はたくさんいます。

腰痛も足の痛み(下肢痛)も経験したことのない健康な67名を対象にMRIで腰部を撮影して調べた結果、椎間板ヘルニア・・変形性脊椎症・脊柱管狭窄症・椎間板の変性のような変化はごく一般的に見られた。
http://1.usa.gov/10SgXcQ (TMS JAPAN長谷川淳史様より提供)

手術しても症状がとれないでいらっしゃる方もたくさんいます。

高齢者の変性性脊柱管狭窄症の患者に対する手術療法は、症状の改善が長く続かない場合が多いという調査結果が最近報告された。
Boston, Brigham and Women’s Hospitalのリウマチ専門医であるJeffrey Katz博士らが、脊柱管狭窄のために除圧手術を受けた患者を7~10年後に追跡調査したところ、1/4の患者が再手術を受け、1/3が重度の腰痛を訴え、半数以上が2ブロック程度の距離も歩けないことが明らかになった(Spine 1996;21(1):92-97.を参照)。

保存療法やストレッチなどで治る方もたくさんいます。

この差はどこで生まれるのでしょうか?

生理学の本では正常な神経は圧迫しても引っ張っても痛みは発生しないとあります。同じ脊柱管狭窄症でも痛みを主訴とする神経根型、排尿排便障害や下肢の麻痺がある場合は馬尾型、両方あれば混合型。痛みがあるということは電気信号のやり取りがあり、神経はしっかり働いている。麻痺はこの電気信号のやり取りがしにくい、あるいはできない状態。これがいわゆる麻痺ですが、同じ狭窄でどこがどう違って生理学的に真逆の症状が発生するのでしょうか。

関節やトリガーポイントを圧迫すると下肢痛などの症状が再現されることが多々ありますが、それはなぜなのか?神経圧迫との関係は?

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腰痛と変形性股関節症、捻挫後の痛み

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腰痛変形性股関節症捻挫後の痛み

栃木県からいらっしゃったAさん、数年前より腰痛と股関節痛に悩まされています。病院では変形性股関節症で手術が必要との説明。

可動域の制限とそこら中に圧痛がありました。最初は治療に対する反応が悪かったですが、3回目の治療でようやく改善してきました。痛みをあまり深く考え過ぎないことと、押して痛い筋肉のマッサージをお願いしました。このまま治っていけばいいですが。

千葉県からいらっしゃったBさんは足首を捻挫した後にいつまでも痛みが続いています。右足にびまん性の浮腫、皮膚の色調変化、圧痛を認めました。恐らくCRPSです。初回の治療で皮膚の色はだいぶ良くなりました。圧痛と浮腫は変わりませんでしたが、このまま落ち着いていくと思います。

股関節が変形していても痛みがある方とない方がいます。

変形の程度の差でしょうか?

それは恐らく違います。手術を宣告された方でも痛みが無くなる方はたくさんいます。急性痛なのか、それとも痛みの回路が可塑化してしまった慢性痛症なのか、動作恐怖が強いのか、痛みに対する不安が強いのか、痛みに対する理解の程度や、普段の生活も関係してきます。

多くの方は変形や損傷が修復されると痛みがとれると考えがちですが、そうではありません。

確かに修復と共に痛みが無くなる方もいますが、組織の修復が済んでも痛みや腫れが続いている方は案外多いものです。

痛みは痛みで対処をし、修復すべき組織の損傷があるならばそれも並行して治療する。そうすればいつまでも痛みで悩む方が増えないですむと思います。

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変形性膝関節症、痛くても軽く動かしましょう

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変形性膝関節症半月板軟骨がすり減ったり、骨が変形して痛みが発生するといわれています。

しかし変形性膝関節症は痛みのない方にもよく見られますから、変形があるから必ず痛みがあるわけではありません。

半月板や軟骨には痛覚神経がほとんどありません。あっても外側に少しある程度です。

変形性膝関節症の痛み自体は関節や軟部組織の受容器が何らかの原因で機能異常を起こし、筋肉の緊張を強くして痛みを発生させている事がとても多いです。

筋肉などは血液によって栄養が補給されますが、関節の中は特殊で、関節液によって栄養されますから運動をしないと栄養されません。痛みがあって動かさないでいると筋肉が硬くなってますます痛くなります。

ですから、多少痛みがあっても動かして刺激を与えてあげるのが必要になります。

膝関節が痛い方は、ももの内側広筋が硬くなっている場合が多いですから、押して痛いようならばマッサージしてほぐしてあげるのも良いと思います。

内側広筋の図はこちらをクリックしてください(ページを移動します)

 

変形性膝関節症の方180人を、関節内洗浄群、関節鏡手術群、模擬手術群に分けたランダム化比較試験(RCT)によると、関節鏡手術の成績は2年間にわたって模擬手術と同等であった。http://t.co/TbB5ddK

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脊柱管狭窄症、手術後の痛み

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60代女性、5年ほど前から右下肢痛としびれがあり、複数の病院で脊柱管狭窄症を指摘され保存療法で様子を見たが段々と痛みが強くなったので手術を受けたが痛みが取れなかったので来院。

来院時右の仙腸関節部に腫脹と可動域低下、右下肢は健側に比べて少し細くなっていましたが、神経脱落症状はありませんでした。関節や軟部組織による反射異常でも筋肉が細くなったり力が入りづらくなることはよくあります。神経原性萎縮と反射機能の異常から発生する萎縮は見ればすぐに分かります。

最初の数回は反応がイマイチでしたが、5回目の治療後から徐々に症状が軽快しました。現在は腰に多少の痛みがあるものの、日常生活には支障がないそうです。

・脊柱管狭窄症で手術をしても痛みやしびれが取れない方がたくさんいます。

・保存療法でも痛みやしびれが消失する方もたくさんいます。

・痛みやしびれが無くてもレントゲン写真を撮ると脊柱管が狭窄している方もたくさんいます。

この差は一体どうして生じるのでしょうか?

今までは関節の変形や摩耗、神経への圧迫が痛みやしびれの原因だとされてきました。いわゆる「損傷モデル」です。

所が様々な研究により神経は単純な圧迫では痛みやしびれは発生しないことが分かってきました。

 

おおしま接骨院では脊柱管狭窄症の治療をしています。

おおしま接骨院について、詳しくはオフィシャルサイトhttps://s621.comを御覧ください。

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変化の兆し 其の二

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変化の兆し 其の壱の続きです。

20~80歳までの腰痛未経験者67名を対象にMRIで腰部椎間板を分析した結果、椎間板膨隆、椎間板ヘルニアが多数確認された。http://1.usa.gov/knGWuH

健常者の76%に椎間板ヘルニアが、85%に椎間板変性が確認された。http://1.usa.gov/iN3oKG

など、この様なモデルの研究はたくさんあります。

レントゲンやMRIの画像検査はレッドフラッグ(重篤な脊椎疾患の兆候)がない限り行うべきではないといった考え方に移りつつあります。※レッドフラッグに関してはこちらをクリックしてください。ページを移動します。

ここまで読んで、どう思いましたか?

 

骨の変形や軟骨の摩耗(構造の異常)=痛みではありません。

神経圧迫しびれではありません。

 

痛みやしびれには、関節反射が関与しているケースがとても多いです。最近は関節反射だけでなく、軟部組織にも極軽い刺激に反応して筋緊張の変化や運動機能の改善、痛みの減弱などの現象が確認でき、軟部組織や皮膚にも何らかの形で運動機能や痛みに関与しているのではないかという事が分かってきました。

しかし、関節反射や軟部組織の反応だけで全ての症状が解決するのかと言うとそうではありません。長い間痛みが続いた慢性痛には感情なども関与してきます。楽しいことをしている最中には痛みが和らいだり、感じなかった経験や、気持ちが沈んでいる 時や、やりたくない事をしている最中痛みを強く感じた経験をしたことはありませんか?お話を聞いていると、この様な経験をしている方は大勢います。

病名にこだわっている方や、歩けなくなるのではないかなど恐怖で体を動かす事を避けている方、一日中痛みの事ばかり考えるようになっている方などは治療に反応しづらい傾向にあります。(慢性痛に関しては今後少しずつ書いていきます)

こういった場合は今までの変形や狭窄、神経に対する圧迫が痛みを発生する、といった認知を少しずつ変えてみたほうが良いかもしれません。

つい先日、日本でも腰痛診断ガイドラインがまとまりました。

「腰痛にストレス関与 安静有効と限らず 画像検査大半不要」             http://www.tokyo-np.co.jp/(クリックするとページを移動します)

これからどんどん腰痛の治療は変わっていきます。

 

おおしま接骨院について、詳しくはおおしま接骨院オフィシャルサイトを御覧ください。https://s621.com

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脊柱管狭窄症と下肢の痛み

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60代男性、数年前から右下肢にしびれと痛みが発生。病院にて脊柱管狭窄症と診断され手術を勧められる。10分歩くと痛みがでて、休憩すると痛みが引くとの事。いわゆる間歇性跛行ですね。

間歇性跛行とは、歩行などで下肢に負荷がかかると痛みなどの症状が発生し、休憩することにより症状が緩和し、再び運動ができるようになることです。

来院時腰部の可動域低下と仙腸関節に腫脹を認めたが、神経学的な所見は無く、足背動脈の脈も触知できた。

初回の治療には反応が悪かったが、2回目の治療から反応し、徐々に回復した。3回の治療で当初の症状より2/10まで回復。体のセンサー機能が低下して発生した脊柱管狭窄症様疼痛だったということですね。

再発が怖いとのことで現在は1ヶ月に1回の治療で通院しています。

脊柱管狭窄症と診断されていても症状がとれる方がたくさんいます。

全てではありませんが、運動器の痛みやしびれは関節や軟部組織に存在している反射機能の低下で発生します。

 

体の痛みやしびれの治療について詳しくはおおしま接骨院オフィシャルサイトを御覧ください。https://s621.com

act therapy explanation

 

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