脊柱管狭窄症、画像と臨床症状に相関なしという研究もある

LINEで送る
Pocket

埼玉県内よりお越しのAさん。1ヶ月半前より腰痛と両下肢のしびれがあります。

整形外科では脊柱管狭窄症手術の必要性を指摘されています。下肢痛が発生する前に足底筋膜炎があり、足をかばいながら歩いていたようです。ということは足底の痛みが腰と下肢全体に広がってきたと考えるべきでしょうか。盛んに麻痺の言葉が出てきていました。とても心配だったのでしょう。麻痺は神経脱落症状です。知覚鈍麻知覚脱失運動麻痺。痛みは麻痺ではありません。痛みは電気信号です。痛みがあるということは、どこかで痛みセンサーが興奮し続けているのです。

当院受診時、とても歩くのが辛そうでした。やっと動いている感じです。影響を与えそうな既往歴は特に無し。疼痛性側湾と腰の伸展障害、足背屈力が軽度ですが低下していました。これはセンサーの異常でも発生します。どちらかは経過を見ないとですね。深部腱反射異常なし、病的反射異常なし、筋萎縮異常なし。

その場ではあまり変化が無かったように思います。本日2度目の施術にいらっしゃいましたが、だいぶ正常に近い歩行になっていました。とても楽になったそうです。まだ負荷をかけると痛むそうですが、それも徐々に無くなるでしょう。問題なければ後1,2回の施術で終了するとおもいます。Aさん良かったですね。

症状がなくても脊柱管の狭窄がある方がたくさんいます。症状があっても画像上何も異常がない方がいます。この差は一体何でしょうか?

 

高性能な画像診断機器の普及によって1990年代ころから脊柱管狭窄症と診断される患者が増加したが、平均年齢59歳の脊柱管狭窄症の患者100名の画像所見(レントゲン撮影・CT・脊髄造影)と臨床症状を比較した結果、画像所見と臨床症状の間に関連性は見出せなかった。http://1.usa.gov/RxEUW4

LINEで送る
Pocket

The following two tabs change content below.
新潟県新潟市産まれ。1歳半の時に埼玉県蓮田市に。小さい頃からケガばかりして整形外科や接骨院にお世話になり治療家を目指す。施術中偶然発見した現象からACT療法を開発。全国から来院する患者さんの施術に明け暮れる。現在書籍の執筆中。趣味はスキューバダイビング、ロードバイク、万年筆、料理、ボクシング、野球、ゴルフなどなど。 あなたの痛み、教えて下さい。私と一緒に改善に向けて頑張りましょう(^^)