緊張性頭痛

緊張性頭痛の問題点

現在緊張性頭痛の治療は服薬や各種対処療法(針灸やマッサージ、カイロや整体など)が主流ですが、多くの方が根本的な改善には繋がっていないのが現状だと思います。 
その原因は不明とされている事が多く、患者さんも色々な療法を試し、医療機関を転々としている方も多い様です。

つらい頭痛、相談ください

緊張性頭痛とは

緊張性頭痛とは、最も多く見られる頭痛です。年齢や性別を問わず子どもからお年寄りまでどの年齢層でもみられ、時々頭痛がするタイプ(反復性緊張性頭痛)と、毎日のように頭痛がするタイプ(慢性緊張性頭痛)とあります。

主な症状

  1. 同じような痛みが毎日、数日おきで起きる
  2. 頭全体が締めつけられるような痛み
  3. 頭全体やこめかみ、後頭部が痛む
  4. 動かしたり温めたりすると痛みが軽くなる
  5. めまいや首や肩のコリを伴う

緊張性頭痛の誘因

緊張性頭痛は体のストレス(身体的ストレス)と心のストレス(精神的ストレス)が重なることによって起こると考えられています。
身体的ストレスとは、長時間の同じ姿勢(デスクワークや車の運転)、枕が合わない、不良姿勢、体の冷え、農薬や防虫剤殺虫剤、寝不足などが考えられます。
精神的ストレスとは家庭内のトラブルや仕事場での人間関係、怒り、悲しみ、不安や恐怖が筋肉を緊張させ、頭痛の誘因となります。

また、結婚、離婚、就職や退職、引越など生活環境の変化に伴って悪化することが多くみられます。

緊張性頭痛が起こる仕組み

緊張性頭痛は首から肩の筋肉が緊張することで起こると言われています。
筋肉の緊張が強くなると筋肉内の血流が悪くなり酸欠を起こします。酸欠を起こすとポリモーダル受容器という痛みセンサーが興奮を開始し、頭痛となります。

精神的なストレスのみでも頭痛を起こすことがあります。
これは精神的な緊張が長く続くと脳内の痛みを調整する部分が機能不全を起こし、頭痛を引き起こしやすくしてしまいます。

このような精神的ストレスを誘因とする緊張性頭痛は生真面目な性格や几帳面な性格、こだわり、頑固な性格の方がなりやすいと言われています。

緊張性頭痛の治療

頭痛時の治療の多くは鎮痛消炎薬の服用でまずは鎮痛消炎薬の使用がすすめられます。一方、消炎鎮痛剤を慢性的に使用しているとかえって頭痛が誘発されることもありますが、これを薬剤誘発性頭痛といいます。
薬剤誘発性頭痛は薬を減らしたり止めたりした方がいいのですが、痛みがあるとつい飲んでしまう方が多いようです。

薬に頼らないで緊張性頭痛を改善しようとした場合、整体やカイロプラクティクなどの治療院で治療することが多いと思いますが、整体院や治療院は様々な考え方、治療法がありますので事前にホームページで治療方法、治療に対する考え方などを確認して、自分に合った治療方法を見つけましょう。

緊張性頭痛だけではなく、どの痛みにも言えることですが、とにかく今ある痛みを取り除いたり軽減させることです。
痛みは火事のようなもの、最初は小さな炎ですが、放っておくと燃え盛り、なかなか消化しづらくなってしまい、体のアチコチが痛くなったり、痛みがとれづらくなってしまうことがあります。

そうしないためにもなるべく早い段階で治療することが必要になります。

西洋医学(病院・整形外科など)での治療方法

  1. 日常生活の指導
    コルセットの着用や安静にすることなど
  2. 消炎鎮痛剤(痛み止め)や内服薬などの薬物療法
    湿布などのお薬を使った療法
  3. 牽引、赤外線、超音波、温熱療法などの理学療法
    治療機器を使った療法
  4. 運動療法・徒手療法
    ストレッチ・マッサージや可動域訓練などの手技療法
  5. ブロック注射、トリガーポイントブロックなどの注射
    痛みを止めるための注射

などが行われます。
上記の治療で症状が変化しなかった場合、接骨院や整体院に行き、治療をする方もかなり多いようです。

東洋医学(接骨院や整骨院、整体院)での治療法

投薬や注射、手術は出来ないため、保存療法(手技療法)のみとなります。
治療方法はそれぞれの院で違い、独自の矯正法や治療方法を採用しているところもかなりあります。

  1. マッサージ療法
    症状のある場所を手や肘などを使ってマッサージすることで、症状の緩和を促します。
  2. 牽引、赤外線、温熱療法などの理学療法
    整形外科と同じく、治療機器を使った療法。
  3. 整体・カイロプラクティクなどの手技療法
    全身からのアプローチで施術を進めるところもあります。

例えば、私の施術を例に挙げると皮膚や筋肉などの反応を引き出して施術するため「触っている感じしかしない」施術であり、関節センサーなども施術し、痛みを施術していくという、安全性が高い施術方法です。

緊張性頭痛の対処法

  1. ストレスを解消する
  2. リラックス(脱力)する時間を設ける
  3. 運動する
  4. 筋肉の緊張をほぐす
  5. からだを温める

頭痛の原因となっている生活習慣や考え方を修正するだけでよくなることも珍しくありません。