徐々に変化している余裕は日本にはない

徐々に変化していけばいいのかもしれませんと言いたいところですが、そんな悠長なことはこの日本では言っていられないのです。

日本は今後先進国の中では他に類を見ないペースで少子高齢化が進み、2060年までに人口32,1%減、2015年から2060年までの間に生産年齢人口が3264万人も減ります。
世界第5位の経済規模を誇るイギリスの労働者人口は3211万人ですから、イギリスの労働人口を上回る生産年齢人口がいなくなってしまうのです。
かつ64歳以下の人の収入に対する社会保障の負担率は2015年の36.8%から2060年に64.1%になります。
これでは生活できるはずがありません。

このままでは社会保障費のために国が破綻してしまいますから、
子どもたちに負の遺産を残さないためにも、この苦難を力を合わせて乗り越えていく必要があります。

労働者の賃金を大幅に上げて生産性を向上させたり、必要のない医療費を削減していかなければならないのです。
そのためには医療側だけ変わっても変わりません。
医療を受ける患者側も同時に変化しなければならないのです。

学習することによって痛みは減らすことが実証されているのですから、読書で痛みの知識を得たり、好きな運動、活動をしてみる。
教育機関で痛みの教育講座を設けてもいいかもしれません。
欧州では小学校から痛みの教育が始まると聞きますが、日本でも検討したほうがいいかもしれませんね。

痛みの治療は時間との勝負

いつまでも時代遅れの情報を頑なに信じて話を聞かないでいると時間がもったいないと思いますよ。
つまりそれは「私は◯◯だから痛い」という「呪い」から変化させないとの決意でもあります。 

認識や言葉を変えたくらいで私の痛みは変わらないと信じている方、たくさんいますよね。

これはとても勿体無いことです。

日本には言霊という言葉があるように、言葉には力があります。
先の記事「病は口ぐせで変化する」にも書いたように、人がある状況を現実と定義すればそれは現実になるんです。
無意識的にそれを実現しようとカラダは動きますから。

うまくそのへんに気がついて、快適な生活が送れるようになると良いですね。
当院では快適な生活を送れるようにサポートをしています。

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