タンパク質不足だと貧血は解消されにくい

タンパク質は赤血球中に含まれるヘモグロビンの材料となる栄養素です。

タンパク不足があると鉄の吸収がしにくくなったり、ヘモグロビンの合成がしにくくなりますので貧血を解消するためには鉄とタンパク質の摂取がセットになります。

ヘム鉄と非ヘム鉄の吸収率

ヘム鉄は動物性食品に多く含まれていて、タンパク質に結合した有機鉄のことです。
非ヘム鉄は植物性食品に多く含まれていて、タンパク質に結合していない無機鉄のことです。

ヘム鉄はタンパク質に包まれているため、消化吸収がしやすく、一方非ヘム鉄は無機鉄であるため消化吸収がしにくいと言われています。

具体的にヘム鉄の吸収率は15~35%、非ヘム鉄の吸収率は2~5%ほどと言われています。

海外ではアミノ酸等に鉄を結合させたキレート鉄をサプリメントで服用するのが一般的になっているようです。

なかなか痛みが良くならないのは貧血があるからかも?

なかなか体の痛みが良くならない原因の一つに貧血(隠れ貧血含む)があるかもしれません。

医療機関で肩こりや腰痛を治療していてもなかなか改善しない場合、貧血を疑ってみるといいかもしれませんね。

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