情報の見直しをしてみたほうがいいかも!?

いろんな治療法を試しても改善しない方は一度情報の見直しをする必要があるかもしれません。

いつの間にか世間のジョウシキにとらわれ、様々な情報を吸収するうちに考えを固定してしまい「どうせ私は◯◯だから」、などと否定的な思考になってしまい、世間のジョウシキの中で判断するようになると、なかなか変われなくなってしまいます。

現在あなたの中にある世間のジョウシキとは本当に正しいものなのでしょうか?
間違った環境や情報、様々な治療経験によって「自分は治らない」、「自分はダメなのかも」と決めつけてはいませんか。

そういった思い込みや否定的な言葉ばかり口にしていると脳は「ダメ」「無理」「治らない」のデータが強烈に刷り込まれ、脳はそのとおりに働いてしまいます。

その結果無理だと決めつけてしまい、その通り治らないようになってしまいやすくなります。

この辺りは「ノーシーボ効果」などで調べてもらうとよいかもしれません。
冷たいペン先で火傷したとか、
ガンじゃないのにガン宣告したら死んでしまった、などは有名ですね。

時代と共に考え方が変わることはよくあることですよね。

例えばコレステロールは今まで悪者にされて避けられていましたが、最近はこの考え方は変わりつつあり、むしろ積極的に摂取したほうが良いという考え方に変わってきています。
こちらのことに関しては大櫛陽一先生の著書「コレステロールと中性脂肪で薬は飲むな」や宗田哲男先生の著書「ケトン体が人類を救う」を参考にしたらよいかもしれません。

腰椎椎間板ヘルニア変形性関節症にもこれは言えているのですが、実はヘルニアも関節の変形も痛みを経験したことのない方をレントゲンやMRIを使って撮影してもかなりの確率で写ります。

これを伝えると驚く方がとても多いのですが、一番古い比較対照試験は1953年に行われていて、腰痛患者のグループと健常者のグループを分けてレントゲン撮影したところどちらのグループでも同程度画像上の変形性腰椎症が見られたというものがありますし、腰椎椎間板ヘルニアでは腰痛未経験者の腰をMRI撮影したところ76%にヘルニアが見つかったそうです。

■腰椎の変形が腰痛の原因でないことは半世紀以上も前から証明されてきた。最も古い対照試験は1953年に実施された腰痛患者100名と健常者100名の腰部X線写真を比較したもので、両群間の変形性脊椎症の検出率に差はなかった。http://1.usa.gov/lCMbXb
■椎間板ヘルニアと診断された強い腰下肢痛を訴える患者46名と、年齢、性別、職業などを一致させた健常者46名の腰部椎間板をMRIで比較した結果、健常者の76%に椎間板ヘルニアが、85%に椎間板変性が確認された。http://1.usa.gov/iN3oKG (TMSJAPAN様より)

画像はネットよりお借りしました

画像はネットよりお借りしました

人間は強く思い込むとそのようになりやすいですから、考え方を変えるだけで症状が軽減したり治ったりするのはよくあることなんですよ。

ですからうちでは外部からの矯正手技ももちろんですが、思い込みの修正に力を入れています。

日本の痛み医療は諸外国に比べると20年は遅れていると言われています。
これから日本も変わっていくと思いますが、まだそのような状況なので世間で言われていることが必ずしも正しいとは限らないんですよね。

頑なに「もう治らない」「どうせ無理」とは思わず、少しずつでいいですから新しい情報を取り入れてみませんか。

Wellnessurlaub

今日の参考図書




腰痛無い方の腰をMRI撮影したらなんと76%にヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアと診断された腰痛と下肢痛のある患者さん46名と痛みの無い健常者46名をMRI撮影して比較した結果、症状の有無は職業上の問題(心理的ストレス、満足度、集中力、失業)と心理社会的問題(不安、欲求不満、抑うつ、夫婦関係)の影響が大きいことが判明した。

健康で痛みの無い方でも76%に腰椎椎間板ヘルニアが見つかります。症状の出る人と出ない人との差はイエローフラッグ(心理社会的因子)の有無にあるということが国際腰痛学会でボルボ賞を受賞した研究で明らかにされました。TMS JAPAN様より

腰痛のない方の腰をMRI撮影しても76%の方に腰椎椎間板ヘルニアが見つかった研究です。

腰椎椎間板ヘルニア=痛みしびれ

ではありません。

画像上椎間板ヘルニアがあっても痛みの原因は実は筋肉靭帯だった、なんてことはよくあることです。

手や足、首や腰などの運動器の痛みには筋肉や皮膚が大きく関わっていますが、痛みはレントゲンやMRIでは写りません。

いろんな治療をしたけれどもなかなか改善しない場合、筋肉や皮膚に目を向けてみてはいかがでしょうか。

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腰椎椎間板ヘルニアの様な筋肉痛は多い

埼玉県さいたま市よりお越しのAさん、30代女性、1年前より腰痛と左下肢の痛みとしびれに悩まされていました。医療機関でMRIを撮影したところ、腰椎椎間板ヘルニアと言われたそうです。

当院受診時は痛みで体が曲がっていました。疼痛性側湾ですね。神経脱落症状は無く、左のお尻と左足の甲に圧痛がたくさんありました。

初回の施術直後はイマイチな反応でしたが、回を重ねるごとに症状は軽減してきました。先日4回目の治療前に話しを聞いたところ、8割程回復したそうです。笑顔も出ていて、とても嬉しそうでした。

椎間板ヘルニアと言われたが痛みの本態は実は筋肉だったというのはよくあることです。ですからどのような治療、ストレッチや、マッサージなどでも症状が軽減するのです。

・腰椎椎間板ヘルニアは痛みがなくても多くの方に存在することはご存じですか。

・痛みが無い方でもレントゲンやMRIを撮影すると腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症変形性脊椎症は見られます。これらが一般的な所見だということはご存じですか。

・画像上の変化と臨床症状に相関が無いという研究があるのはご存じですか。

保存療法手術を比べた場合、数年後は治療成績に差がなくなる事はご存じですか。

WS000140

1995 Volvo Award in clinical sciences. The diagnostic accuracy of magnetic resonance imaging, work perception, and psychosocial factors in identifying symptomatic disc herniations. より

 

先日Yahoo!などのニュースでも

「神の手を持つ」腰痛の名医が断言! 椎間板ヘルニアの9割は「誤診」です。「9割の腰痛の原因は「ヘルニア」でも「脊柱管狭窄」でもなかった!

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140820-00040164-gendaibiz-soci&p=1

と記事が流れましたね。

もっとお医者さんがこういった情報を発信すると世の中に広まるのも早くなりますね。私の話だとなかなか信用してもらえませんからw

笑っている老夫婦

脊椎分離症の患者さんその後

先日脊椎分離症ですと言われ腰痛を訴えて来られた患者さん、本日2回目の治療にいらっしゃいました。痛みは大分改善したそうです。本日は診察室に入ってくる時から表情が明るくなっていました。良かったですね、もう大丈夫そうです。

彼は高校生で野球部に所属しています。腰痛になって整形外科を受診したところ、レントゲン撮影して脊椎分離症と言われたそうです。初回うちに来た時は表情も少なく、とても落ち込んでいるように感じました。

脊椎分離症は疲労骨折だと言われていますから、分離した当初は痛いと思いますが、時間が経ったものは痛みの原因としては考えにくいのです。(過去記事:脊椎分離症と痛み)

気持ちが落ち込んでいると治療に対する反応も悪くなりやすいですし、痛みの回復も遅くなりやすいです。

ですから彼には初診時に脊椎分離症は腰痛の無い方にも腰痛ある方と比べて同程度存在すること、腰痛が無くても背骨骨盤の異常はあること、痛みは電気現象だということ等を時間をかけて説明しました。

Bigos SJ. et al : Clin Orthop,1992

WS000138

Oblique lumbar spine radiographs: importance in young patients.

私も高校時代は野球部に所属していましたが、大人の事情で辞めさせられたのです。ですから彼には痛みで野球を諦めるなどしてほしくありませんでしたから、説明にはつい力が入ってしまいました(笑)

制度の問題やらなにやらたくさんあるのですが、腰椎椎間板ヘルニア脊柱管狭窄症、脊椎分離症、すべり症変形性脊椎症などの疾患は実は筋肉の痛みだった、ということはよくあることです。

現状、皆さんが痛みの難民にならないためにはご自身でも痛みの勉強をする必要があると思いますが、一緒にがんばりましょう。

ノートパソコンと犬

腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、筋肉痛

埼玉県幸手市よりお越しのAさん、1ヶ月前より腰痛と左下肢に痛みとしびれがあります。レントゲンMRI検査の結果、腰椎椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症と診断されたそうです。

当院受診時、痛みで体が傾き、腰を伸ばすのができなくなっていましたが、神経脱落症状はありませんでした。

本日3回目の治療をしましたが、大分良くなったそうです。

腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症といわれた痛みやしびれも実は筋肉皮膚の痛みセンサーの興奮だったというのはよくあることです。

痛みやしびれの原因は様々ですが、どこに行っても改善しない方は筋肉の痛みを疑ってみてはいかがでしょうか。

 

■椎間板ヘルニアと診断された強い腰下肢痛を訴える患者46名と、年齢、性別、職業などを一致させた健常者46名の腰部椎間板をMRIで比較した結果、健常者の76%に椎間板ヘルニアが、85%に椎間板変性が確認された。http://1.usa.gov/iN3oKG

■高性能の画像診断の普及によって1990年代から脊柱管狭窄症が増加したが、100名の脊柱管狭窄症患者(平均年齢59歳)の臨床症状と画像所見(単純X線撮影・脊髄造影・CT)を比較した結果、両者間に関連性は見出せなかった。http://1.usa.gov/RxEUW4

■メーン州内の3つの地域で椎間板ヘルニアか脊柱管狭窄症によって手術を受けた患者665名を2~4年間追跡した前向き研究によると、手術実施率の高い地域の治療成績は手術実施率の低い地域よりも劣ることが明らかとなった。http://t.co/BHCnCvu06i

■腰痛も下肢痛も経験したことのない健常者67名を対象にMRIで腰部を調べた結果、椎間板変性・変形性脊椎症・椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症のような構造上の変化はごく一般的な所見であることが判明したことから、手術の選択は慎重であるべき。
http://1.usa.gov/10SgXcQ

論文データはTMSJAPAN長谷川淳史先生より提供

 

clothes on hangers

ナゼ腰痛は減らないのだろう

厚生労働省国民生活基礎調査によると、腰痛の有病率は年々増加し、約30年前の約1,5倍にまで増えているそうだ。

ナゼ腰痛を抱える方は増えていくのだろう?

世の中には腰痛で苦しんでいる方が大勢いる。原因は様々だが、変形神経への圧迫が痛みの原因であると洗脳され、刷り込まれていることに気がついていない。

ナゼ皆さんは腰痛有病率が年々増加しているのを考慮しないのだろう?ナゼ骨の変形や神経への圧迫で痛みが発生していると言われながらもストレッチマッサージ徒手療法、読書で痛みの知識を得ることなどで改善する方が多いことを考慮しないのだろうか。

ナゼ皆さんは腰痛が生物学的損傷(変形性腰椎症腰椎分離すべり症椎間板症腰椎椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症等)などと考えてしまうのだろうか?

ナゼそうなるのか?ナゼ人から言われたままを信じこんでしまうのだろうか?

痛みが起きるには原因があり、根本的な問題は皆さんの生活の中にある。しかし皆さんは根本的な原因究明ではなく、表面上起こった痛みにしか興味がないし、人から「治してもらおう」などと思うからなかなか解決できないのだ。

タンザニアのハザ族の人々は、打撲などの怪我以外で腰が痛くなることが無いらしい。彼らは1日平均15キロを移動しながら狩猟をしているそうだが、彼らにあって私達にないものはなんだろう。

どの問題にしてもそうだが、人が言っていたことを鵜呑みにしていないで、自分で調べ、考え、行動する必要があるのではないか。

Monument Valley

 

 

筋肉のコリでも力が入らなくなる

さいたま市からお越しのAさん。明け方右肘の痛みで目が覚めました。来院時右肘外側の痛みと、右手の握力低下を訴えていました。最近字を書くことが多く、手が疲れていたそうです。

肘と手首の動く範囲が少し健康な方に比べて低下していました。右肘外側と母指、人差し指周囲の筋肉に圧痛がありました。

その場でモミモミマッサージしたら楽になったそうです。筋肉のコリが原因の症状ですね。筋筋膜性疼痛症候群(MPS)などといったりするのでしょうか。その後矯正したら更に楽になり、握力も回復しました。

筋肉が凝っていたり、関節間の連携が悪くなっていると力が入りづらくなったり、力が抜ける事はよくあります。例えば肩こり五十肩テニス肘などでは手指に力が入りづらくなることはよくあることです。

脚であれば膝痛(変形性膝関節症など)の方は膝崩れ現象(力が抜けてカクっとなること)、腰椎椎間板ヘルニア母趾背屈力低下などです。

これらは筋肉や関節間の問題が原因で起こることが多いですから、神経の問題ではないことが多いです。もちろん本物の神経の症状の場合がありますから、注意深く観察しなければですが。

なんでもかんでも神経のせいにしないことです。筋肉のコリでも脱力は発生します。

 

思い込みが強いと治りづらいかも?

人の思い込みは強すぎると体に影響します。

例えば腰椎椎間板ヘルニアで神経を圧迫されているから痛いと思い込んでいて種々の治療を受けるのと、実は腰椎椎間板ヘルニアは健常者にもたくさんあり、生理学では神経を圧迫して痛みが発生するとは証明されていないこと、実は筋肉や靭帯皮膚の痛みセンサー(ポリモーダル受容器)が興奮して痛みがでているのがとても多いことなどを理解して治療を受けるのでは治療に対する反応や経過が全く違います。多くの方を見ていてそう思います。

もちろんこれにはプラシーボ効果なども加わるからですが。

人間の思い込みの力は強い、例えばこんな話があります。

思い込むとやけどする

ニューヨークのコロンビア大学医学部のハーバート・スピーゲルが実験したことだ。イマジネーションの実験で、米軍のある伍長を被験者にした。氏はこの被験者に催眠術をかけて催眠状態にしたうえで、被験者の額にアイロンで触れると宣言した。しかし実際にはアイロンのかわりに鉛筆の先で被験者の額に触れただけだった。しかしその額に触れた瞬間、被験者は「熱い!」と叫んだ。そしてみるみるうちに額にはヒブクレができ、かさぶたができた。この実験はその後4回繰り返されたが、いずれも全く同じ結果が得られた。

「心の潜在力プラシーボ効果」より

思い込みでやけどをする。不思議な現象ですね。

「治る」と信じることでプラシーボ効果が発生するように、「治らない」と思い込むことでノーシーボ効果が発生する。

変な思い込みをしていませんか?

体の痛みやしびれは多くが筋肉や靭帯皮膚由来のものです。もちろん全ての方がそれで解決するわけではありませんが、多くの方は治療して痛みが軽減するとそれをきっかけに治っていくものです。

自分から積極的に治療に参加するのがとても大事だと思います。もし思い込みが強いようなら痛みに対する知識を習得してみましょう。それだけで治っていく方がいますよ。

痛みは個人の経験ですから。

***************************************************************************************************痛みの定義(IASP)

An unpleasant sensory and emotional experience associated with actual or potential tissue damage, or described in terms of such damage.

不快な感覚性・情動性の体験であり、それには組織損傷を伴うものと、そのような損傷があるように表現されるものがある。

***************************************************************************************************

痛みから気を逸らすのも、立派な治療です。

近隣よりお越しのAさん。少し前に草むしりをしていて痛めてしまいました。腰痛と左足にしびれがあります。腰椎椎間板ヘルニアと言われたそうです。

うちにいらっしゃった時は腰の伸展制限があるくらいで、神経脱落症状はありませんでした。先日5回目の治療をしましたが、最初に比べて9割ほど回復したそうです。

よほどの事がない限りもう大丈夫でしょう。

痛みやしびれは大部分が関節胞や靭帯、筋肉や皮膚にある痛みセンサー(侵害受容器)が興奮する事により発生します。

重いものを手で長く持ち続けると手がしびれると思いますが、そんな経験した事ありませんか?筋肉の緊張が続くとしびれるのです。皆さんが神経の症状だと思い込んでるのはほとんどこれです。反応が良い場合、即座に回復する事も少なくありません。

 

長くなりましたが、本題に。

いろんな事をして痛みから気を逸らすのも、立派な治療です。

注射をしたり、薬を飲んだり、手技療法をするばかりが治療ではありません。

読書して痛みの知識を修得する。旅行に行くなどして環境を変えてみる。温泉に入ってゆっくりする。できないと思っていた事を勇気を持って実行してみる。

これらは全て痛みの治療になり得ます。

痛みは見えませんから、痛みがある時はとても不安になります。そして痛みの事ばかり考えてしまう。

痛みに関連する言葉や、痛みの刺激が組合わさると痛みが増強する事があります。これをプライミング効果といいます。

ですから普段から痛みの事ばかり考えていたり、痛いと口に出したりすると痛みの経験と合わさって痛みが強くなるのです。ですからなるべく痛みから気を逸らす必要があります。

痛みでできない、痛みが怖くて動けない → ×

痛くてもできる、頑張って少しでも動いてみる → ○

といった感じで勇気を持って動いてみましょう。余程激痛で動けない場合は別ですが、安静は痛みを強くしやすいのです。最初は近くを散歩する位で良いと思います。動けると自信がついてきたら徐々に遠出してみては。歩くと痛くなる方は休み休み休憩しながら頑張りましょう。

行ってみたい観光地の写真を眺めて楽しい事を想像したり、ネットで調べるのも楽しいですね。

人は何かに集中していると痛みが緩和したり、忘れている事が多々あります。そんな経験ありませんか?

身体を動かしたり、楽しい事を考えたり、麻酔や手技療法を受けて痛みが緩和している時間を持つ。これが痛みのサイクルから抜け出すには大事なのだと思います。

椎間板ヘルニアは痛みの原因になりえるか

埼玉県内よりお越しのAさん、4月にぎっくり腰を起こして治らずにいました。段々と左足全体に痛みが発生してきたので近医を受診した所、腰椎椎間板ヘルニアと言われたそうです。

当院受診時、腰の伸展制限があるくらいで神経脱落症状はありませんでした。

本日3回目の治療をしましたが、ほぼ大丈夫な状態です。少し痛みが残っていますが、とれるのも時間の問題でしょう。

Aさん良かったですね。

椎間板ヘルニアは確かにあるのでしょうが、今回はそれが痛みの原因にはなってなかったということですね。いつもの事ですが。

椎間板ヘルニアがあっても痛みやしびれがとれる方はたくさんいます。

腰痛もなにも症状がない方を検査した所、76%の方に椎間板ヘルニアが見つかり、85%に椎間板の変性が見つかったという研究論文もあります。http://1.usa.gov/iN3oKG

年をとると変形や椎間板の変性は普通に見られます。椎間板ヘルニアがあるからといって必ずしも痛みやしびれにつながるわけではありません。

腰痛未経験者67名を対象にMRI検査で腰を調べた結果、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、などの構造の異常はごく一般的な所見であることが判明。http://1.usa.gov/10SgXcQ

椎間板ヘルニアが神経を圧迫して痛みが発生するのでしょうか?足の裏の神経やお尻の神経はどうなるのでしょうか?いつもかなりの重さを受け止めていますが、痛みはでません。

痛みの生理学で有名な熊澤孝朗先生は「健康な神経は圧迫しても痛みは発生しない」と言っています。

また、ゲートコントロール説で有名な生理学者Patric Wallは著書「疼痛学序説」の中でヘルニア神話は終わったと述べています。

健常者の76%に椎間板ヘルニア

茨城県よりお越しのCさん、以前よいり腰痛をお持ちです。当院にかかる2,3週間前から痛みが強くなってきました。画像検査の結果は腰椎椎間板ヘルニアと言われています。

受診時腰の筋緊張が強く、伸展制限がある以外神経脱落症状はありません。この方は初回から反応が良好で、2回目の施術時にはほぼ痛みがなくなっていました。もちろん全ての方がこのようにすぐ治るわけではありませんが、このように反応の良い方もたくさんいます。※馬尾症候群除く

当院は月間200人超の方が新しく施術を受けにきます。月にもよりますがそのうち大体70人~100人は患者さんのご紹介です。たくさんご紹介いただけるなんて嬉しいですね、いつも皆さんありがとうございます。

話がそれました。このブログで何度も書いていますが、椎間板ヘルニアは症状のない方にもかなりの確率で存在してます。

健常者の76%に椎間板ヘルニアが、85%に椎間板変性が確認された。

 

生理学で有名なPatric Wallは著書疼痛学序説(Pain the science of suffering)で「ヘルニアの突出と痛みはそれぞれ独立していて、痛みの発現におけるヘルニアの突出の役割ははっきりしない。ヘルニア神話は終わったと述べています。」

腰痛や下肢痛があるときに画像撮ったらたまたま見つかっているのかもしれませんよ?

構造の変化や神経への圧迫を痛みの原因とする損傷モデルから現在は生物・心理・社会的疼痛モデルへとパラダイムシフトしています。

しかしながら、幼少時より変形や神経への圧迫を痛みの原因と思い込まされてきたのでなかなか受け入れられない方が多いですね。これが痛み治療をより困難なものにしています。私の言っている事なんか周りから見たら変なオジサンでしょう。w

ですから痛みの治療には患者さん側の痛みへの理解がとても重要だと熊澤先生も述べているのです。

痛みが引かなくて大変なのはわかりますが、少し知識を損傷モデルから生物・心理・社会モデルへとアップデートしてみませんか?そんなに難しくはないですよ。知らないでいつまでも悩むより、知ってしまえば意外と安心して痛みが引くかもしれませんよ。

痛みには不安がとても関係していますから。

痛みがどのように発生しているのか、メカニズムを知るだけでも痛みが無くなっていく方はいます。現に痛みのメカニズムを説明しただけで痛みが引く方がたまにいますよ。

治療する側に任せきりなのではなく、患者さん自身強く「治す!」という気持ちが非常に大事なのです。治らないで医療機関を転々としている方は、少し考えてみませんか?慢性痛症の場合、知識のアップデートが非常に大事なのです。

act therapy explanation

腰椎椎間板ヘルニア

椎間板とは、背骨を構成している椎骨と椎骨の間にある軟骨組織の事です。線維輪の中に髄核があります。

椎間板ヘルニアとは、この線維輪や髄核が突出した状態の事です。腰椎に発生すれば腰椎椎間板ヘルニア、頚椎に発生すれば頚椎椎間板ヘルニアとなります。好発部位は下位腰椎の第四腰椎と第五腰椎の間、第五腰椎と第一仙椎の間が最多です。

椎間板により神経を圧迫して痛みや下肢痛(いわゆる坐骨神経痛)を起こすと考えられていますが、腰痛が全くない方にも椎間板ヘルニアがあることが多く、必ずしも椎間板による圧迫が腰痛や下肢痛を起こすわけではない事がわかってきています。

椎間板ヘルニアによる腰痛や下肢痛は関節反射の異常が原因で発生することも多く、従来の保存療法でなかなか改善しない場合は関節反射の異常を疑った方がよいかもしれません。

おおしま接骨院ではACT療法で関節反射の異常を治療しています。もちろん、治療中に痛みは全くありません。

 

 

腰椎椎間板ヘルニアの痛みやしびれ、我慢しないで私達に相談してください。詳しくはおおしま接骨院オフィシャルサイトを御覧ください。http://s621.com

ぎっくり腰の治療

ぎっくり腰の治療

経験する方が多いぎっくり腰、どうしてそうなってしまうのか。一般的にぎっくり腰といえば動けなくなるほどの痛みを想像する方が多いですが、炎症の程度により様々です。

まずぎっくり腰とは、急性腰痛を指します。原因として関節反射の異常、筋肉の損傷、腰椎椎間板ヘルニア椎間関節などの損傷で痛みが発生するとされています。

この中で最も多いのが関節反射の異常です。関節反射とは関内外にあるセンサーが動きや筋緊張を監視、コントロールするシステムですが、このシステムが何らかの原因で障害されると痛みとして発生します。

治療に関しては痛み発生後できるだけ速やかに治療したほうが回復は早いです。これは受傷後時間が経つ程炎症が強くなる傾向にあるからです。

よほど強い炎症や心因性疼痛が絡んでいない限り、ぎっくり腰(急性腰痛)はすぐに回復します。

 

 

ぎっくり腰の原因と治療について詳しくはおおしま接骨院オフィシャルサイトを御覧ください。http://s621.com

坐骨神経痛の治療

坐骨神経痛の治療について その1

まず坐骨神経とは、腰椎と仙椎から出ている数本の末梢神経がまとまって太い一本の神経になり、お尻を通って足先までいきます。末梢神経の中では最も太く、その太さは大人の小指ほどあります。

坐骨神経痛とは、病名ではなく症状名になります。坐骨神経の走行と支配領域に痛みやしびれのあるものが坐骨神経痛と呼ばれます。

様々な症状を呈しますが、主な症状は下肢の痛みとしびれでしょう。その他、感覚異常、脱力、可動域障害などです。関節反射の異常により発生している坐骨神経痛が多く、その場合は時間と共に症状が消退します。生活しがたい位の激痛、進行性の麻痺、サドル麻痺(肛門や会陰部の感覚麻痺)や、排尿排便障害が発生した場合は手術の適応です。

今から約104年前、突出した椎間板ヘルニアが神経を圧迫すると腰下肢痛が起こりえると仮説をたてた方がいます。(腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン参照)
当時は神経興奮のメカニズムがまだ解明されていなかった為、椎間板ヘルニアにより神経根が圧迫されると痛みやしびれが発生するという考え方が広まりました。

それ以来椎間板ヘルニアが坐骨神経痛を起こすと考えられて来ましたが、近年生理学の目覚ましい発展により神経は圧迫しても痛みを生じないこと。腰痛のない方でも普通に椎間板ヘルニアは存在すること。椎間板ヘルニアを手術しても保存的に治療しても数年後の治療成績は差がないことなどから今では椎間板ヘルニア犯人説は否定的になってきています。

NHKためしてガッテンでも椎間板ヘルニアは犯人ではないと放送していましたね。

 

坐骨神経痛の治療について その2に続きます

 

坐骨神経痛の原因と治療について詳しくはおおしま接骨院オフィシャルサイトを御覧ください。http://s621.com