体の痛みと筋膜性疼痛症候群(MPS)

神奈川県全域・東京都町田市の地域情報紙タウンニュース」さんで体の痛みとMPS筋膜性疼痛症候群)について記事掲載されていました。

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MPS=筋筋膜性疼痛症候群(筋膜性疼痛症候群)

最近ようやくあちこちで掲載されるようになってきましたね。

他の病名で診断されていたけれども痛みの本体は筋肉だったということはよくあることです。

変化しない痛みの場合筋膜性疼痛症候群(MPS)を疑ってみるのもいいかもしれません。

 

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4月12日から25日までは春の防痛安心週間です。

詳細決まりましたらこちらのページでお知らせします。

防痛

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生活習慣病としての痛み

さいたま市よりお越しのAさん、5ヶ月前より左のお尻から足にかけて痛みとしびれがあります。MRI上は腰椎が変形していて、変形性腰椎症坐骨神経痛と言われたそうです。

当院受診時、痛みのために体が曲がっていたのと、腰が少し浮腫んでいる位で神経脱落症状はありませんでした。あちこちに筋肉の圧痛があります。

先日2回目の施術にいらっしゃいましたが、治療前に話しを聞いたところ、良くなってきたそうです。

腰椎が変形していても痛みがある方と無い方がいますが、この差は一体なんでしょうか。

ある研究によると、腰痛患者200名と健常者200名の腰のレントゲン写真を比較した結果、腰痛患者の20%に、健常者の34%に脊椎の変形が認められたそうです。Fullenlove TM & Williams AJ:Radiology, 1957

変形性腰椎症と言われている方でも痛みが楽になる方はたくさんいます。変形が痛みになるとは考えにくいんですよね。

痛みの多くは筋筋膜性疼痛症候群です。

筋肉が酸欠になってしまって痛みのセンサーが興奮してしまった状態です。

なぜ酸欠を起こすのか。

糖質の過剰摂取、仕事のし過ぎ、睡眠不足や人間関係でのストレスなど、交感神経ばかり緊張している時間が多すぎなんですよね。交感神経の緊張が頻繁に、過剰に行われると筋肉などの組織が酸欠になります。緊張すると手や足先が冷たくなる経験をした方は多いはずです。

その結果が痛みやしびれとなっているわけですね。

要するに痛みやしびれは多くの場合が生活習慣によって引き起こされているわけです。

治療に通って痛みをとるのもいいですが、痛みが発生してしまった生活習慣を見なおして、体を労ってあげることも忘れないで下さいね。

House of paper in hand

足の裏の痛み

60代男性、2ヶ月前より右足に痛みがあり、近くの医療機関でレントゲン検査をしたところ踵の骨に骨棘が見つかり、「足底腱膜炎」と言われ、加齢のために発生しているもので、痛みと付き合っていくしかなく、治らないと言われたそうです。

先程いらっしゃって見てみたのですが、裏と足の甲、すねの部分に圧痛がありました。から足にかけて柔らかくなるように刺激したらその場でかなり痛みは引いたそうです。

筋肉が痙攣してつっているだけなんですよね。これを筋筋膜性疼痛症候群といいます。首や腰、手や足にでてくる痛みやしびれは多くがこの筋筋膜性疼痛症候群です。

よく話を聞いてみたら痛みが出始める頃にを新調して痛かったけど我慢して歩いていたそうです。恐らくそれが原因でなかなか引かない痛みになってしまったのでしょう。

治せる方法を持たない、知らない方から見れば「治らない」になりますし、治せる方法を持つ、知っている方から見れば「治る」になりますね。

痛みは電気現象ですから、痛みがあるということはどこかで痛みセンサーが興奮しているということです。

骨棘は痛みセンサーを興奮させるのでしょうか!?

骨棘があって指摘されている方でも痛みがとれる方はたくさんいますがどうしてでしょうか!?

どこの痛みやしびれにしてもそうですが、人から言われて「はいそーですか」と鵜呑みにしてはダメですよ。

Wellness, Massage

年だからしょうがないはそろそろやめよう

痛み、年だからしょうがないとはよく聞く言葉ですね。

ですが、全ての人が年をとるから痛むわけではありませんよ。年をとれば皮膚シワができますが、同じように関節老化して変形したりするのです。

骨の変形や軟骨の摩耗が痛みになるのなら、変形や軟骨の摩耗がある方は全ての方が痛みを抱えていなければおかしいことになりますが、実際はそうではありません。

痛みを抱えた方々と健常者をグループ分けしてレントゲン画像を比較したら同程度変形や軟骨の摩耗が見つかった、なんて研究たくさんあります。

決して変形=痛み

ではないわけです。

それに「年のせいだから」と諦めさせてしまえば、ますます痛みがとれづらくなりやすいのです。

痛みの多くは筋肉靭帯に存在する痛みセンサー(ポリモーダル受容器)の興奮によって起こります。

これをいかに沈静化させるか。

外側からのアプローチとしては、様々な徒手療法ストレッチ、体を動かすなどで良いと思いますが、痛みがこじれてなかなか取れない方は内側からのアプローチが必要になることがあります。

痛みを知る、ということです。

痛みは電気現象です。末端にある痛みセンサーが興奮して発電します。発電された電気は神経管を通ってに到達し、そこで情報解析されて初めて「痛み」として感じます。

・変形があっても痛みのない方がたくさんいること。

・痛みの多くは筋筋膜性疼痛症候群であること。

マッサージや種々の徒手療法によって楽になる方がたくさんいること。

などを知ってもらえれば考え方も変わってくるかと思いますが、考え方が変わることによって痛みがひきやすくなると思います。そういったことを知っていれば余計な不安が軽減しますからね。

今まで痛みがとれてこなかった方はそれではダメだったわけですから、行動しなくてはですよね。

まずは行動をすることです。

Sick dog with bandages lying on bed

手のしびれ(痺れ)

埼玉県上尾市よりお越しのAさん、20年以上前から両手にしびれがありました。何件も医療機関を回って検査しましたが、何も言われなかったり、原因不明で現在まできてしまいました。

夜間しびれが増強、起床時に手が使いづらいとのことでした。インターネットなどで調べてご自身では手根管症候群だと考えていたそうです。

手のひらは筋肉の萎縮もなく、手根管症候群を思わせるような所見はありませんでした。首の周りを見てみると、胸鎖乳突筋はとても硬く、浮腫もありました。可動域も側屈が減少していて、筋肉の圧痛があります。僧帽筋の上部を圧迫すると手のしびれを再現できました。

本日2回目の施術をする前にお話を聞きましたが、最初に比べて5割ほど回復したそうです。笑顔も出ていましたから、少しは安心できたでしょうか。

Aさん良かったですね。あと半分頑張りましょう。

原因不明の痛みやしびれ、病名が付いているものでも症状は実は筋肉や皮膚由来のものだったということはよくあることです。

筋肉や皮膚由来の痛みが一般に認知されない最大の理由は、画像診断病理検査血液検査などの現代医学的診断で重要視されている客観的な所見として捕らえられないためであると考えられています。多いにもかかわらず、筋筋膜性疼痛症候群などを知らない医療関係者が多いですから、筋肉痛なのに見過ごされているケースが多いわけです。

変わらないようならば、視点を変えてみることも大事かと思います。young asian women jogging in the park

筋肉にも目を向けてみましょう

群馬県よりお越しのAさん、3年前より腰の痛みと両足の痛みがあります。病院では腰部脊柱管狭窄症と言われています。

当院受診時、腰の伸展制限と筋肉の圧痛以外特に異常は見られませんでした。

先日3回目の治療をしたら大分改善したそうです。

首や腰、手や足に発生する痛みやしびれは筋肉や靭帯の緊張からであることがとても多いです。筋筋膜性疼痛症候群(Myofascial pain syndrome=MPS)といいます。

ですから筋肉を柔らかくすると楽になることが多いのです。

あなたの痛みやしびれは本当に関節の変形神経に対する圧迫によるものなのですか?

Flying  colorful umbrellas

筋肉のコリでも力が入らなくなる

さいたま市からお越しのAさん。明け方右肘の痛みで目が覚めました。来院時右肘外側の痛みと、右手の握力低下を訴えていました。最近字を書くことが多く、手が疲れていたそうです。

肘と手首の動く範囲が少し健康な方に比べて低下していました。右肘外側と母指、人差し指周囲の筋肉に圧痛がありました。

その場でモミモミマッサージしたら楽になったそうです。筋肉のコリが原因の症状ですね。筋筋膜性疼痛症候群(MPS)などといったりするのでしょうか。その後矯正したら更に楽になり、握力も回復しました。

筋肉が凝っていたり、関節間の連携が悪くなっていると力が入りづらくなったり、力が抜ける事はよくあります。例えば肩こり五十肩テニス肘などでは手指に力が入りづらくなることはよくあることです。

脚であれば膝痛(変形性膝関節症など)の方は膝崩れ現象(力が抜けてカクっとなること)、腰椎椎間板ヘルニア母趾背屈力低下などです。

これらは筋肉や関節間の問題が原因で起こることが多いですから、神経の問題ではないことが多いです。もちろん本物の神経の症状の場合がありますから、注意深く観察しなければですが。

なんでもかんでも神経のせいにしないことです。筋肉のコリでも脱力は発生します。

 

施術時間等のお知らせ

電話での問い合わせは多いですが、よく質問される事について説明します。

○当院は予約制ではありません。来院する際は診療時間内にお越しください。なお、初診の方は受け付け終了30分前までに受付していただくと助かります。

○施術時間は下図の通りです。

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たまに勉強会などでお休みを頂くことがありますので、最新の情報はオフィシャルホームページで確認いただけますと幸いです。http://s621.com(ページ最下部にカレンダーが表示されています)

○当院の治療方法について

皆さんが経験している多くの痛みしびれは侵害受容性疼痛といって、筋肉や皮膚、関節靭帯や関節包などに存在する「ポリモーダル受容器」の興奮によって発生しています。当院の治療はこの痛みセンサーであるポリモーダル受容器に特殊な刺激で働きかけ、興奮を沈静化して痛みやしびれを取り除く治療方法です。

治療時間は5分ほどで、極微弱な触刺激を皮膚に与える施術ですから「触られているだけ」の感じしかありません。よくあるバキバキボキボキする矯正術や、強い刺激のある治療方法ではありませんので、治療に刺激を求める方や、長い時間の施術を求める方には向いていません。

○当院の治療対象

オフィシャルホームページにも掲載されていますが、

当院で治療対象になるのは

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痛み・しびれ・いわゆる神経痛脱力拘縮コリなど

緊張性頭痛偏頭痛肩こり五十肩肩関節周囲炎腱板炎むち打ち(鞭打ち)・ルーズショルダー胸郭出口症候群など、手の痛みやしびれ

腰痛(腰椎分離症腰椎すべり症変形性脊椎症椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄・坐骨神経痛)など体幹部の痛みやしびれ

変形性関節症変形性膝関節症変形性股関節症など

その他原因のはっきりしない痛みやしびれ

筋筋膜性疼痛症候群(MPS:Myofascial pain syndrome)

婦人科領域の諸症状(産後腰痛生理痛月経前症候群など)

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対象にならないのは

神経障害性疼痛(CRPS TypeⅡなど)

内臓からの痛み・悪性腫瘍・化膿性関節炎等

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わからないことがある場合は電話でお問い合わせください。

けっこう多いんじゃないかな

世の中には脊柱管狭窄症椎間板ヘルニアなど神経を圧迫されて起きると言われている痛みがあります。

ですが、本当に神経を圧迫すると痛みが発生するのでしょうか?実際に痛みを発生させるのは筋肉関節包関節靭帯にある侵害受容器(痛みセンサー)が興奮して痛みを発生させているのではないか?と言われ始めています。

それは生理学では神経を圧迫すると痛みが発生すると証明されていない事があるようです。実際、熊澤孝朗先生や横田敏勝先生は著書の中で健康な神経は圧迫しても引っ張っても痛みは発生しないと述べています。

現に手術して神経への圧迫を取り除いても良くならない方はたくさんいます。先のブログにも書きましたが、足の裏の神経は体重がかかりますが、痛みは発生しません。これは足の裏だけではなく、全身にいえています。神経がそんなに圧迫に弱い器官であれば、世の中痛みや麻痺の方だらけになってしまいますね。もちろん実際はそうではありません。

健常者との比較対照試験や手術をしても1年後の治療成績に保存療法と有意差がないなどの事実や、経過などを見ていると痛みは神経への圧迫では説明がつかないのです。

これらの事を考えると、まだまだ筋筋膜性疼痛症候群(MPS)や軟部組織のセンサーの障害から発生する痛みがほとんど知られていない為に多くの場合、他の病気と間違われている可能性があります。

多くの場合、外力や交感神経の緊張状態が続くことにより皮膚や筋肉などの受容器(センサー)が誤作動を起こし、筋肉を緊張させて痛みセンサーを興奮させることにより痛みは発生します。

痛みの入力が長期間続くと痛みの回路がおかしくなり、痛みの悪循環にはまりこんでなかなか治りにくい慢性痛症になっていきます。

ですから、「なるべく早めに痛みを取る」ことが重要なのです。