痛み治療新しい考え方へ続き

前回痛みに対する考え方が変わってきていると説明しました。

損傷モデル」という考え方から「生物心理社会的モデル」という考え方です。

今までは腰痛などの痛みを骨の変形や並び、筋肉、姿勢、歪みなどの人間を構成する組織などに痛みの原因を求めてきましたが、それでは痛みの治療に大きな効果は認められず、ここ20年で腰痛を抱える方が1,5倍に増えている、腰痛未経験者の76%に腰部椎間板ヘルニアが認められるなど、説明がつかない状態になっています。

さらに2012年末発行された我が国の腰痛診療ガイドラインにも記載されている通り、腰痛の約85%は画像所見では異常が見つからない「非特異的腰痛」であることからも今までの損傷モデルで考えることは無理があると考えられています。

そのために患者さんの心理面、社会面に原因を求め、配慮していくことが痛みを理解するのに重要ではないかと考えられるようになってきました。

心理面、社会面によるものとは悩み、ストレス、不安、仕事場や家族などの人間関係、労働条件や仕事の満足度、企業の姿勢、痛みへの間違った考え方や恐怖など、たくさんあります。

この辺のことは長谷川先生が翻訳して出された「New Zealand Acute Low Back Pain Guide 急性腰痛と危険因子ガイド」が参考になるかもしれません。興味のある方はどうぞ。

ところで、2011年放送のNHKためしてガッテンでは椎間板ヘルニアは無罪であったと放送していますが、知っている方は少ないですね。

なんでかな?

NHKためしてガッテン
脅威の回復!腰の痛み http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20111116/index.html

画像はネットよりお借りしました

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産後腰痛で苦しんでいる方、多いですね。

産後腰痛で悩んでいる方は多いですね。

産後腰痛とはそのままなのですが、出産後の腰痛です。赤ちゃんの出産には大きな痛みを伴います。その痛みの入力と共に、赤ちゃんが産道を通る際、骨盤仙腸関節周囲の反射が障害され、痛みの元になります。

骨盤の仙腸関節は全身の関節のまとめ役なので、ここがおかしくなると手首が痛くなったり膝が痛くなったりと、体の色々な場所に痛みやしびれの症状が発生しやすくなります。出産直後は心身ともに不安定ですし、心理的な事も関係してきます。

産後腰痛は心理社会的な問題が強く影響していなければ比較的痛みが引きやすい疾患です。(どなたにも多少はありますが)

ホルモンのバランスや、出産後の体力の関係で矯正は産後1ヶ月経ってから受け付けていますが、痛みは入力が長く続くと慢性痛に移行しやすくなりますので、なるべく早い段階で痛みの治療が大切です。慢性化しても大半の方は痛みがとれるのですが、一部痛みがとれづらい状況になる方がいるからです。

 

妊娠している方としていない方の腰部椎間板をMRIで比較した結果、どちらも椎間板膨隆、椎間板ヘルニアに差はなかったhttp://1.usa.gov/luz28A

 

腰痛発症後1年以内の144名と腰痛の無い方138名を対象に骨盤の歪みなどを測定して腰痛との関わりを調べた結果、骨盤の歪みと腰痛とは関連していないことが分かった。http://1.usa.gov/kIBHZm

 

おおしま接骨院では産後腰痛の治療をしています。

おおしま接骨院について、詳しくはオフィシャルサイトhttp://s621.comを御覧ください。

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