手のしびれ(痺れ)

埼玉県上尾市よりお越しのAさん、20年以上前から両手にしびれがありました。何件も医療機関を回って検査しましたが、何も言われなかったり、原因不明で現在まできてしまいました。

夜間しびれが増強、起床時に手が使いづらいとのことでした。インターネットなどで調べてご自身では手根管症候群だと考えていたそうです。

手のひらは筋肉の萎縮もなく、手根管症候群を思わせるような所見はありませんでした。首の周りを見てみると、胸鎖乳突筋はとても硬く、浮腫もありました。可動域も側屈が減少していて、筋肉の圧痛があります。僧帽筋の上部を圧迫すると手のしびれを再現できました。

本日2回目の施術をする前にお話を聞きましたが、最初に比べて5割ほど回復したそうです。笑顔も出ていましたから、少しは安心できたでしょうか。

Aさん良かったですね。あと半分頑張りましょう。

原因不明の痛みやしびれ、病名が付いているものでも症状は実は筋肉や皮膚由来のものだったということはよくあることです。

筋肉や皮膚由来の痛みが一般に認知されない最大の理由は、画像診断病理検査血液検査などの現代医学的診断で重要視されている客観的な所見として捕らえられないためであると考えられています。多いにもかかわらず、筋筋膜性疼痛症候群などを知らない医療関係者が多いですから、筋肉痛なのに見過ごされているケースが多いわけです。

変わらないようならば、視点を変えてみることも大事かと思います。young asian women jogging in the park

手根管症候群に麻酔が有効

手根管症候群にHLTパッチが有効

米国・International Clinical Research Institute社のSrinivas Nalamachu氏らが実施したパイロット試験の結果、発熱成分、リドカイン、テトラカインを組み合わせた局所貼付剤(HLTパッチ)が手根管症候群の痛み緩和に有効であることを報告した。http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/papr.12105/abstract

手根管症候群といわれるものにも、トリガーポイントは大体あるし、保存療法で回復する方多いんですよね。もちろん全ての方が回復するわけではないですけれど。

肘部管症候群

今回は前回の手根管症候群の流れで肘部管症候群について書きます。

肘部管症候群とは肘部における絞扼性神経障害です。絞扼性神経障害とは、神経の走行途中に靭帯や骨により締め付けられて発生する症状のことです。肘部管とは肘内側にある部位の事で、トンネル状の切痕になっている場所を尺骨神経が通過します。この場所で尺骨神経が障害を受け、症状が発生したものを肘部管症候群と呼びます。

原因は色々ありますが、痛みセンサーの異常や関節の変形が原因の場合、小児期の骨折が原因で外反肘になったもの、靭帯の肥厚やガングリオンなどのデキモノによる場合があります。

症状の表れ方は様々ですが、小指や薬指のしびれや痛みが出現することが多く、麻痺が発生すると筋肉が萎縮して鷲手変形になっていきます。

ここで気をつけたいのは痛みしびれ=神経の症状ではないことです。

痛みセンサーの異常から肘部管症候群様の症状が発生している場合や、センサーの異常と肘部管症候群を合併している場合、本物の肘部管症候群の場合とありますから注意深く経過を観察する必要があります。痛みセンサーの異常であった場合は症状が軽減、治癒していく事が多いですが、筋肉の萎縮や感覚麻痺があった場合は神経の症状ですから手術の適応になります。

 

おおしま接骨院では肘部管症候群の治療をしています。もちろん治療中に痛みはありません。

 

手や腕の痛み、我慢しないで私達に相談してください。詳しくはおおしま接骨院オフィシャルサイトを御覧ください。http://s621.com

手根管症候群 その2

手根管症候群 その1の続きです。

検査としては関節反射の異常を正常化する事がそのまま検査になりますので、余程の筋萎縮巧緻性障害が無い限り関節反射の正常化をしたら良いと思います。

施術して症状が軽減、治癒していけば関節反射の異常が原因であった偽の手根管症候群と判断できます。全く反応しない、軽減はするが筋萎縮や巧緻性障害が進行していく場合、本物の神経麻痺、つまり手根管症候群ですから手術を考慮しなければいけません。

どの症状でも言えることですが、症状が発生したらなるべく早く医療機関へ受信してください。本物の手根管症候群でも関節反射が原因の偽の手根管症候群でも対応が遅くなればなるほど回復は遅くなりますし、元に戻らない事も多くなります。気がついたらすぐの受診が重要です。

おおしま接骨院では手根管症候群の治療をしています。もちろん治療に痛みは伴いません。

 

参考 関節反射

人間の関節周囲には複数のセンサーが存在していて、関節の動きや位置関係、内部の圧力などの情報を常に監視、コントロールしているシステムが存在しています。これを「関節反射」といいます。今まで手や足に発生するしびれは神経の障害だと考えられてきましたが、関節反射の異常が原因のしびれがとても多いことがわかっています。

手や腕の痛み、我慢しないで私達に相談してください。詳しくはおおしま接骨院オフィシャルサイトを御覧ください。http://s621.com

手根管症候群 その1

今日は手根管症候群について書きます。

手根管症候群とは、手根部での絞扼性神経障害で正中神経が圧迫などされて発生する症状のことです。

手首の手のひら側にある骨(舟状骨結節と豆状骨)と靭帯(横手根靭帯)に囲まれた手根管という管の中を正中神経と浅指屈筋、深指屈筋腱、長母指屈筋腱が通っています。この手根管の中で神経が圧迫を受けて痛みやしびれ、運動障害を起こす病気とされています。

原因として手の過使用、妊娠によるもの、ガングリオンによる圧迫、骨折による手根管の圧迫などが原因となり、中年以降の女性にやや多く起こりますが、関節反射がおかしくなり、その結果として手根管症候群の様な症状が発生する事も多く、注意深く経過を観察する必要があります。

症状は人差し指、中指、薬指の親指側(そうでない場合もある)に痛みとしびれが起こり、夜中寝ている最中や、朝起きてから痛みが強くなるケースが多いです。

症状が進行すると親指の母指球筋が痩せてきたり、ボタンを留めたり書字等の作業が困難になってきます。

 

手根管症候群 その2に続きます。

手や腕の痛み、我慢しないで私達に相談してください。詳しくはおおしま接骨院オフィシャルサイトを御覧ください。http://s621.com