急性痛か慢性痛症かはやってみないとわからない事が多い

埼玉県上尾市よりお越しのAさん、4年前より左の腰と左のに痛みがあり来院されました。腰は少し伸展制限があるくらいで他に異常はなさそうです。踵には異常な所見はありませんでした。

本日3度目の施術をする前にお話をしたのですが、ほとんど良くなったそうです。

先の記事にも書きましたが、痛みが発生している場所に原因があるとは限りません。この場合、腰の関連痛として左踵に痛みが発生していた可能性が高いです。

このように、何年も痛みを抱えていてもすぐに治る方がたくさんいます。急性か慢性かを期間で分けた場合、3ヶ月以上続く痛みを慢性としていますが、期間だけでは急性か慢性痛症かは分かりません。

長いこと急性痛のままの方もかなりいますし、何年間も痛みを抱えていてもすぐに良くなる方は意外と多いものです。

私が見た中では20年間腰痛下肢痛に悩まされていた方が2回の治療で治った事があります。

希望を捨てず、諦めないでがんばりましょう。

 

しかし今日は朝から冷えますね。筋肉が緊張すると痛みにつながる事がありますから、体を冷やさないようにしてくださいね。

脊柱管狭窄症、画像と臨床症状に相関なしという研究もある

埼玉県内よりお越しのAさん。1ヶ月半前より腰痛と両下肢のしびれがあります。

整形外科では脊柱管狭窄症手術の必要性を指摘されています。下肢痛が発生する前に足底筋膜炎があり、足をかばいながら歩いていたようです。ということは足底の痛みが腰と下肢全体に広がってきたと考えるべきでしょうか。盛んに麻痺の言葉が出てきていました。とても心配だったのでしょう。麻痺は神経脱落症状です。知覚鈍麻知覚脱失運動麻痺。痛みは麻痺ではありません。痛みは電気信号です。痛みがあるということは、どこかで痛みセンサーが興奮し続けているのです。

当院受診時、とても歩くのが辛そうでした。やっと動いている感じです。影響を与えそうな既往歴は特に無し。疼痛性側湾と腰の伸展障害、足背屈力が軽度ですが低下していました。これはセンサーの異常でも発生します。どちらかは経過を見ないとですね。深部腱反射異常なし、病的反射異常なし、筋萎縮異常なし。

その場ではあまり変化が無かったように思います。本日2度目の施術にいらっしゃいましたが、だいぶ正常に近い歩行になっていました。とても楽になったそうです。まだ負荷をかけると痛むそうですが、それも徐々に無くなるでしょう。問題なければ後1,2回の施術で終了するとおもいます。Aさん良かったですね。

症状がなくても脊柱管の狭窄がある方がたくさんいます。症状があっても画像上何も異常がない方がいます。この差は一体何でしょうか?

 

高性能な画像診断機器の普及によって1990年代ころから脊柱管狭窄症と診断される患者が増加したが、平均年齢59歳の脊柱管狭窄症の患者100名の画像所見(レントゲン撮影・CT・脊髄造影)と臨床症状を比較した結果、画像所見と臨床症状の間に関連性は見出せなかった。http://1.usa.gov/RxEUW4

脊柱管が狭窄していても痛くない方はたくさんいる(脊柱管狭窄症)

脊柱管狭窄症と診断されてうちにいらっしゃる方はたくさんいます。

脊柱管狭窄症とは、脊髄神経を通す管のことです。これが狭まって、神経を圧迫(狭窄)して種々の症状を発生させるとあります。

しかしながら、脊柱管狭窄症が狭窄していても全く症状のない方もたくさんいますし、狭窄がなくても下肢痛や間欠性跛行などを訴える方はたくさんいます。

腰痛も足の痛み(下肢痛)も経験したことのない健康な67名を対象にMRIで腰部を撮影して調べた結果、椎間板ヘルニア・・変形性脊椎症・脊柱管狭窄症・椎間板の変性のような変化はごく一般的に見られた。
http://1.usa.gov/10SgXcQ (TMS JAPAN長谷川淳史様より提供)

手術しても症状がとれないでいらっしゃる方もたくさんいます。

高齢者の変性性脊柱管狭窄症の患者に対する手術療法は、症状の改善が長く続かない場合が多いという調査結果が最近報告された。
Boston, Brigham and Women’s Hospitalのリウマチ専門医であるJeffrey Katz博士らが、脊柱管狭窄のために除圧手術を受けた患者を7~10年後に追跡調査したところ、1/4の患者が再手術を受け、1/3が重度の腰痛を訴え、半数以上が2ブロック程度の距離も歩けないことが明らかになった(Spine 1996;21(1):92-97.を参照)。

保存療法やストレッチなどで治る方もたくさんいます。

この差はどこで生まれるのでしょうか?

生理学の本では正常な神経は圧迫しても引っ張っても痛みは発生しないとあります。同じ脊柱管狭窄症でも痛みを主訴とする神経根型、排尿排便障害や下肢の麻痺がある場合は馬尾型、両方あれば混合型。痛みがあるということは電気信号のやり取りがあり、神経はしっかり働いている。麻痺はこの電気信号のやり取りがしにくい、あるいはできない状態。これがいわゆる麻痺ですが、同じ狭窄でどこがどう違って生理学的に真逆の症状が発生するのでしょうか。

関節やトリガーポイントを圧迫すると下肢痛などの症状が再現されることが多々ありますが、それはなぜなのか?神経圧迫との関係は?

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脊柱管狭窄症、手術後の痛み

60代女性、5年ほど前から右下肢痛としびれがあり、複数の病院で脊柱管狭窄症を指摘され保存療法で様子を見たが段々と痛みが強くなったので手術を受けたが痛みが取れなかったので来院。

来院時右の仙腸関節部に腫脹と可動域低下、右下肢は健側に比べて少し細くなっていましたが、神経脱落症状はありませんでした。関節や軟部組織による反射異常でも筋肉が細くなったり力が入りづらくなることはよくあります。神経原性萎縮と反射機能の異常から発生する萎縮は見ればすぐに分かります。

最初の数回は反応がイマイチでしたが、5回目の治療後から徐々に症状が軽快しました。現在は腰に多少の痛みがあるものの、日常生活には支障がないそうです。

・脊柱管狭窄症で手術をしても痛みやしびれが取れない方がたくさんいます。

・保存療法でも痛みやしびれが消失する方もたくさんいます。

・痛みやしびれが無くてもレントゲン写真を撮ると脊柱管が狭窄している方もたくさんいます。

この差は一体どうして生じるのでしょうか?

今までは関節の変形や摩耗、神経への圧迫が痛みやしびれの原因だとされてきました。いわゆる「損傷モデル」です。

所が様々な研究により神経は単純な圧迫では痛みやしびれは発生しないことが分かってきました。

 

おおしま接骨院では脊柱管狭窄症の治療をしています。

おおしま接骨院について、詳しくはオフィシャルサイトhttp://s621.comを御覧ください。

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脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症について

脊柱管とは、脊髄神経が納まっている管の事です。その管、脊柱管が何らかの原因で狭くなってしまい脊髄神経を圧迫して色々な症状が発生する病気を脊柱管狭窄症といいます。

しかし、この脊柱管狭窄症には色々と疑問があります。

・全く症状が無い方にも脊柱管狭窄はよく見つかります

・神経が圧迫されて痛みが発生する、というのは実はおかしな事です

・ACT療法で治ることが多々あります

腰痛下肢痛が全くない方にも脊柱管狭窄症はよく見られます。神経管は受容器が無いために途中で圧迫されても痛みやしびれは発生しないはずです。圧迫されて起こるのは麻痺ですが、実際に麻痺を見るのは極稀です。これは椎間板ヘルニアにも同じことが言えます。

ACT療法で治ることが多々あります。脊柱管が狭窄して神経が症状を発生しているのならありえない話です。関節反射が関わっている腰痛下肢痛がかなりあります。

痛みしびれ=神経の症状、しびれ=麻痺ではありません。下肢の麻痺や膀胱直腸障害が発生した場合は手術が必要です。

おおしま接骨院では脊柱管狭窄症の施術をしています。もちろん治療中に痛みは発生しません。

 

脊柱管狭窄症、我慢しないで私達に相談してください。詳しくはおおしま接骨院オフィシャルサイトを御覧ください。http://s621.com

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腰椎分離症 その2

腰椎分離症 その1からの続きです。

 

症状は腰痛や下肢痛と言われていますが、疲労骨折を起こしたばかりの時期を除いて腰椎分離症やすべり症が痛みの原因となることはほとんどありません。

例えばこのような研究があります。

■腰痛がある200名と腰痛のない200名のX線写真を比較した結果、脊椎すべり症などの異常の検出率に差はない。http://1.usa.gov/jb0ly3

■18~50歳までの腰痛がある807名と腰痛のない936名を対象に、レントゲン撮影をした結果、腰痛患者群は9.2%、健常者群は9.7%に脊椎分離症が確認された。http://1.usa.gov/j2Jw5a

脊椎分離すべり症とは腰痛の全くない方にも存在するのです。

では痛みの原因はどこにあるのか?痛みのセンサーを正常化すると痛みが減弱、消失する事が多いことから、痛みは形態的な異常ではなく、機能の異常から発生している、と私は考えています。

おおしま接骨院では腰椎分離症やすべり症を治療しています。もちろん治療中に痛みは伴いません。

 

体の痛み、我慢しないで私達に相談してください。詳しくはおおしま接骨院オフィシャルサイトを御覧ください。http://s621.com

腰椎椎間板ヘルニア

椎間板とは、背骨を構成している椎骨と椎骨の間にある軟骨組織の事です。線維輪の中に髄核があります。

椎間板ヘルニアとは、この線維輪や髄核が突出した状態の事です。腰椎に発生すれば腰椎椎間板ヘルニア、頚椎に発生すれば頚椎椎間板ヘルニアとなります。好発部位は下位腰椎の第四腰椎と第五腰椎の間、第五腰椎と第一仙椎の間が最多です。

椎間板により神経を圧迫して痛みや下肢痛(いわゆる坐骨神経痛)を起こすと考えられていますが、腰痛が全くない方にも椎間板ヘルニアがあることが多く、必ずしも椎間板による圧迫が腰痛や下肢痛を起こすわけではない事がわかってきています。

椎間板ヘルニアによる腰痛や下肢痛は関節反射の異常が原因で発生することも多く、従来の保存療法でなかなか改善しない場合は関節反射の異常を疑った方がよいかもしれません。

おおしま接骨院ではACT療法で関節反射の異常を治療しています。もちろん、治療中に痛みは全くありません。

 

 

腰椎椎間板ヘルニアの痛みやしびれ、我慢しないで私達に相談してください。詳しくはおおしま接骨院オフィシャルサイトを御覧ください。http://s621.com