脊椎分離症の患者さんその後

先日脊椎分離症ですと言われ腰痛を訴えて来られた患者さん、本日2回目の治療にいらっしゃいました。痛みは大分改善したそうです。本日は診察室に入ってくる時から表情が明るくなっていました。良かったですね、もう大丈夫そうです。

彼は高校生で野球部に所属しています。腰痛になって整形外科を受診したところ、レントゲン撮影して脊椎分離症と言われたそうです。初回うちに来た時は表情も少なく、とても落ち込んでいるように感じました。

脊椎分離症は疲労骨折だと言われていますから、分離した当初は痛いと思いますが、時間が経ったものは痛みの原因としては考えにくいのです。(過去記事:脊椎分離症と痛み)

気持ちが落ち込んでいると治療に対する反応も悪くなりやすいですし、痛みの回復も遅くなりやすいです。

ですから彼には初診時に脊椎分離症は腰痛の無い方にも腰痛ある方と比べて同程度存在すること、腰痛が無くても背骨骨盤の異常はあること、痛みは電気現象だということ等を時間をかけて説明しました。

Bigos SJ. et al : Clin Orthop,1992

WS000138

Oblique lumbar spine radiographs: importance in young patients.

私も高校時代は野球部に所属していましたが、大人の事情で辞めさせられたのです。ですから彼には痛みで野球を諦めるなどしてほしくありませんでしたから、説明にはつい力が入ってしまいました(笑)

制度の問題やらなにやらたくさんあるのですが、腰椎椎間板ヘルニア脊柱管狭窄症、脊椎分離症、すべり症変形性脊椎症などの疾患は実は筋肉の痛みだった、ということはよくあることです。

現状、皆さんが痛みの難民にならないためにはご自身でも痛みの勉強をする必要があると思いますが、一緒にがんばりましょう。

ノートパソコンと犬

不安恐怖が強いと治りにくい

さいたま市よりお越しのAさん、3年前、足を挙げた時より腰痛と右膝に痛みがありました。病院で検査をした所、腰はすべり症、膝は変形性膝関節症と言われています。最近になり右足にしびれが発生するようになっていました。体が疲れると症状が強くなります。

腰は痛みのためか横に傾いていました。可動域は伸展のみ制限されていましたが、神経脱落症状はありませんでした。膝は少し伸展制限があるのと、ももの筋肉が硬くなっていました。

Aさんはとても反応が良く、2回目の施術前にお話を聞いた所、最初に比べて約8割の症状が消失したそうです。その後肩こりもあるとのことで現在肩こりの治療も同時にしていますが、反応は良好です。

すぐに痛みが引いていく方とそうでない方がいます。この差は一体何から生じるのでしょうか。

急性痛や急性痛が長引いたものであれば特に苦労なく治ることが多いですが、痛みそのものが病気の状態、慢性痛症になってしまった場合、色々とやらなければいけないことが出てきます。生理学者の熊澤先生は痛みの知識習得が大事だと述べていますし、私もそう思います。(ここでの慢性痛症とは期間が長引いただけのいわゆる慢性痛とは意味合いが少し違います)

間違った認識のまま恐怖不安でいると治りにくいですよね。

このブログでも何度か書いていますが、痛みの知識を習得して患者さんの不安が軽減すれば治療の半分は成功なのです。痛みに対する余計な不安や恐怖が痛みを強くしているのですから。

診療時間とアクセス

診療時間(受付時間)

img1

土曜日と日曜日は午後五時半で受付終了です。

予約制ではありませんので、診療時間内にお越しください。初診再診の場合、少し時間に余裕を持ってお越しください。

 

地図駐車場の案内

〒349-0124

埼玉県蓮田市末広2-1-2

JR東北本線(宇都宮線)蓮田駅西口下車徒歩1~3分、auショップ様の並び

map


大きな地図で見る

駐車場写真2

第一駐車場に四台、第二駐車場に四台停めるスペースがあります。治療時間自体短いので満車でもすぐに空きますが、近くにコインパーキングも点在しています。

 

◯診療カレンダー

http://s621.com(Mobile用はこちらhttp://s621.com/mb)のページ最下部に表示されています。勉強会等で急に診療予定が変更になることもありますので、来院前は確認いただけますと助かります。

 

◯治療対象

◯当院で治療対象となるのは
・整形外科領域の諸症状(痛み・神経痛・しびれ・凝りなど)
緊張性頭痛 肩こり五十肩 胸郭出口症候群 むちうち
腰痛脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア腰椎分離症すべり症変形性脊椎症等)
坐骨神経痛
変形性膝関節症 変形性股関節症 その他原因がはっきりしない手や足のしびれ全般
・婦人科領域の諸症状(産後腰痛生理痛など)
・筋筋膜性疼痛症候群(MPS)
◯治療対象とならないのは
本物の神経の痛み(本物の神経痛は少ないです)
内臓からの痛み 悪性腫瘍 化膿性関節炎等

詳しい病名や症例はブログに書いてありますので、そちらを参照ください。

分からないことがあればお気軽にお電話ください。 電話 048-764-1190

uketuke

腰椎分離症 その2

腰椎分離症 その1からの続きです。

 

症状は腰痛や下肢痛と言われていますが、疲労骨折を起こしたばかりの時期を除いて腰椎分離症やすべり症が痛みの原因となることはほとんどありません。

例えばこのような研究があります。

■腰痛がある200名と腰痛のない200名のX線写真を比較した結果、脊椎すべり症などの異常の検出率に差はない。http://1.usa.gov/jb0ly3

■18~50歳までの腰痛がある807名と腰痛のない936名を対象に、レントゲン撮影をした結果、腰痛患者群は9.2%、健常者群は9.7%に脊椎分離症が確認された。http://1.usa.gov/j2Jw5a

脊椎分離すべり症とは腰痛の全くない方にも存在するのです。

では痛みの原因はどこにあるのか?痛みのセンサーを正常化すると痛みが減弱、消失する事が多いことから、痛みは形態的な異常ではなく、機能の異常から発生している、と私は考えています。

おおしま接骨院では腰椎分離症やすべり症を治療しています。もちろん治療中に痛みは伴いません。

 

体の痛み、我慢しないで私達に相談してください。詳しくはおおしま接骨院オフィシャルサイトを御覧ください。http://s621.com

腰椎分離症 その1

今日は昼過ぎから雨が降り始め、寒い日になりましたね。今日みたいな気温や気圧が急激に変化する日は関節内部の圧力をうまく調整できなくて痛みを発生させやすくなりますので、いつも以上に腰痛などに注意が必要です。

さて、本日は腰椎分離症について。

腰椎分離症とは腰椎の椎体後方にある椎弓の部分が骨の連続性を断たれて離れてしまった状態を腰椎分離症といいます。すべり症は分離症の中で、椎体が前方に滑ってズレているものを腰椎すべり症と呼びます。下の写真は腰椎分離すべり症のレントゲン写真です。

腰椎分離症の原因は先天性のものと後天性のものがあります。先天性のものは生まれつきのもので、分離以外にも形態的な異常を認める事も多くいです。後天的なものはスポーツなどで繰り返し負荷がかかったために疲労骨折を起こしたものと考えられています。

 

腰椎分離症 その2に続きます。

 

体の痛み、我慢しないで私達に相談してください。詳しくはおおしま接骨院オフィシャルサイトを御覧ください。http://s621.com