頚椎ヘルニアで悩んでいる方にー症例

さいたま市よりお越しのAさん、一年前から左手のしびれと首の痛みがありました。
複数の整形外科でMRIを撮影したところ、頚椎椎間板ヘルニアと診断されたそうです。
仕事がとても忙しく、平均睡眠時間も4,5時間程、体温も少し低く35,8℃ほどだそうです。

症状に関係しそうな病歴はありません。
ただ、首の痛み、右手のしびれの他に口が乾いたり汗を大量にかいたり、体の冷えふらつき、トイレが近いなどの症状があります。

初見時首の胸鎖乳突筋という筋肉が非常に固くなっていて、体のアチコチに押すと痛い場所がありました。無欲顔貌で顔色も少し悪いです。

神経脱落症状は無かったのでもしかしたら筋膜性疼痛症候群(MPS)かもしれないと考え施術を開始しました。

甘いモノが大好きで一日にかなりお菓子を食べているようでしたので、砂糖炭水化物を減らし、たんぱく質脂質をしっかり摂るようにすすめました。

Sick dog with bandages lying on bed

初回の施術でかなり改善したそうですが、朝起きる時にしびれる事があり、頚椎椎間板ヘルニアからしびれがきているのではないかと常に気にしてしまうそうです。

3回目の施術でほぼ当初の症状は消失したため施術は一度終了しましたが、たまに症状が出るようなのでその都度通院されています。

病名をつけられると患者さんはその病名ばかりを気にしてそればかり考えるようになっていきます。
しかし病名ばかりを一日中考えていたり、病名ばかりをネットなどで調べて追いかけるようになると、これが不安を煽り痛みを強化したり難治性にしやすくなってしまいますから、なかなか改善しない場合は難しいかもしれませんが一歩引いてみて本当にその病気なのだろうか、を考えてみるといいと思います。

世の中にはヘルニアや関節の変形があろうと痛みやしびれとは無縁の方がたくさんいます。(麻痺除く)

なぜこのような差がうまれるのでしょうか。

日本の痛み医療は諸外国に比べ20年以上遅れていると言われています。
骨の変形や神経への圧迫は健常者にもかなりの確率で存在することや、生理学では神経を圧迫しても引っ張っても痛みにはならないということが分かってからは変形や神経への圧迫を痛みの原因とする「損傷モデル」からより全人的にみる「生物心理社会的疼痛モデル」へと変化しつつあります。

3d rendered conceptual illustration of head pain

思い込み」の力はとても強く、ガンではないにもかかわらずガン宣告したら衰弱して死んでしまった、熱く熱したアイロンをおでこにつけると思わせて冷たいペン先をくっつけたら水ぶくれを伴う火傷をした、などは有名な話ですね。

オーストラリアで行われた「腰痛に負けるな」のキャンペーンも。

思い込みを修正するだけで快方に向かう方はたくさんいますし、痛みの特効薬は情報と言われるように、時代遅れの古い考え方に縛られることなく、事実に基づいた新しい考え方を知る事によって改善しやすくなっていくと思います。

話がそれてしましましたが、糖質を過剰摂取していると体温が低下し様々な自律神経症状がでやすくなりますし、うつ状態になりやすくなり体の痛みとも関係してきます。

疲れやすい眠れないめまい、ふらつき、口が乾く、汗をかきやすい、のぼせる脱力便秘下痢頻尿微熱、冷え、体の痛みやしびれなどの症状がある場合糖質の過剰摂取が関係しているかもしれません。
もちろん痛みも続けば交感神経優位が続くわけですから自律神経症状はでてきやすくなります。

自律神経失調と言われて安易に薬を飲むことなく、糖質の過剰摂取や痛み、その他生活習慣や考え方を一度見つめなおすと良いかもしれませんね。

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施術の感想をいただけました(肩と膝の痛み)

施術の感想をいただけましたので掲載します。

Q7
痛さがない

Q8
やさしい対応です

Q9
通院2回での痛みが取れて
先生の神の手は凄いの一言です
本当に感謝しています。

kansou※画像をクリックすると大きく表示されます。

素晴らしい感想をありがとうございました。

さいたま市よりお越しのAさんは、だいぶ前から両肩と両膝に痛みがありました。

整形外科さんでは五十肩神経障害性疼痛と言われたそうです。

Acute pain in kneeうちにいらっしゃった時、肩は肩甲骨の動きがかなり障害されていて、体中のあちこちに筋肉圧痛がありました。

膝は軽い屈曲制限と筋肉の圧痛があるくらいでした。

初回の施術でかなり良くなったみたいでして、先程3回目の施術をおこなったのですがほとんど大丈夫な状態だそうです。

もう大丈夫だと思いますが、心配ならあと1,2回施術、というところでしょうか。

Aさん回復して良かったですね。

3d rendered illustration of an active receptor一般的に言われている急性痛慢性痛は痛みが出ている期間をもとに言いますが、慢性痛でもすぐに痛みがとれる方はたくさんいますし、急性痛でもなかなかとれない方もいます。

痛みには様々なものが複雑に関係してきますので、その痛みがどの位でとれるかはなかなか判断できないのです。

痛みは個人の経験ですから。

五十肩や神経障害性疼痛と言われていたけれども実は筋肉の痛みだったなんてことはよくあることです。

痛みに対する恐怖不安は痛みを頑固にして難治にしてしまう傾向があります。

Depressed 3d man sitting in corner of room病名を付けられてしまうとそればかりを考えて一日を痛みばかり考えて過ごしてしまうようになる方がかなりいますね。

読んでいてギクッとした方はいるのではないでしょうか。

痛みのことばかり考えて生活していると痛みがとれづらくなってしまいますよ。

痛みには原因があり、大抵の場合は解決可能なのです。

何ヶ月、何年と痛みが続いている場合、現在の対処が適切で無い可能性があります。
その場合、痛みに対する考え方、捉え方を少し変えてみてはいかがでしょうか。

運動しているシニアの3人組cropped-cover_img.png

 

広汎性侵害抑制調節(DNIC)

本日の患者さん
さいたま市より起こしのAさんは運動している最中に背中を痛めてしまいました。
動作した際の痛みと背中から腰にかけての筋硬結だけで、施術の反応も良好でしたが、
本日いらっしゃった際

「元々の背中の痛みは大分良くなったが、その上と下が痛くなった。」

とのことでした。
これはおそらく広汎性侵害抑制調節(DNIC:diffuse noxious inhibitory control)
というものです。

元々痛かったのですが、順位をつけられより緊急性が高い所以外は鎮痛されてしまう
現象です。
2013年に広汎性侵害抑制調節に関して記事を書いていました。
おおしま接骨院ブログ「痛みで痛みが抑えられる」

カラダには不思議な現象がありますね(^^)

Four puppies above banner

先日発売した電子書籍、なかなかの売れ行きです。
先日は購入してくださった方が早速来院されました。
すごい行動力ですね!

スクリーンショット 2015-03-12 22.14.52もし興味がありましたらどうぞ。
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さて、いよいよ春の防痛安心週間が始まります!
今回は4月12日から25日まで開催します。詳細決まりましたらこちらでお知らせします。
防痛安心協会ロゴこれからは痛くなる前に防痛ですね(^^)

 

電子書籍PDF版)発売中!

スクリーンショット 2015-03-12 22.14.52

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生活習慣病としての痛み

さいたま市よりお越しのAさん、5ヶ月前より左のお尻から足にかけて痛みとしびれがあります。MRI上は腰椎が変形していて、変形性腰椎症坐骨神経痛と言われたそうです。

当院受診時、痛みのために体が曲がっていたのと、腰が少し浮腫んでいる位で神経脱落症状はありませんでした。あちこちに筋肉の圧痛があります。

先日2回目の施術にいらっしゃいましたが、治療前に話しを聞いたところ、良くなってきたそうです。

腰椎が変形していても痛みがある方と無い方がいますが、この差は一体なんでしょうか。

ある研究によると、腰痛患者200名と健常者200名の腰のレントゲン写真を比較した結果、腰痛患者の20%に、健常者の34%に脊椎の変形が認められたそうです。Fullenlove TM & Williams AJ:Radiology, 1957

変形性腰椎症と言われている方でも痛みが楽になる方はたくさんいます。変形が痛みになるとは考えにくいんですよね。

痛みの多くは筋筋膜性疼痛症候群です。

筋肉が酸欠になってしまって痛みのセンサーが興奮してしまった状態です。

なぜ酸欠を起こすのか。

糖質の過剰摂取、仕事のし過ぎ、睡眠不足や人間関係でのストレスなど、交感神経ばかり緊張している時間が多すぎなんですよね。交感神経の緊張が頻繁に、過剰に行われると筋肉などの組織が酸欠になります。緊張すると手や足先が冷たくなる経験をした方は多いはずです。

その結果が痛みやしびれとなっているわけですね。

要するに痛みやしびれは多くの場合が生活習慣によって引き起こされているわけです。

治療に通って痛みをとるのもいいですが、痛みが発生してしまった生活習慣を見なおして、体を労ってあげることも忘れないで下さいね。

House of paper in hand

腰椎椎間板ヘルニアの様な筋肉痛は多い

埼玉県さいたま市よりお越しのAさん、30代女性、1年前より腰痛と左下肢の痛みとしびれに悩まされていました。医療機関でMRIを撮影したところ、腰椎椎間板ヘルニアと言われたそうです。

当院受診時は痛みで体が曲がっていました。疼痛性側湾ですね。神経脱落症状は無く、左のお尻と左足の甲に圧痛がたくさんありました。

初回の施術直後はイマイチな反応でしたが、回を重ねるごとに症状は軽減してきました。先日4回目の治療前に話しを聞いたところ、8割程回復したそうです。笑顔も出ていて、とても嬉しそうでした。

椎間板ヘルニアと言われたが痛みの本態は実は筋肉だったというのはよくあることです。ですからどのような治療、ストレッチや、マッサージなどでも症状が軽減するのです。

・腰椎椎間板ヘルニアは痛みがなくても多くの方に存在することはご存じですか。

・痛みが無い方でもレントゲンやMRIを撮影すると腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症変形性脊椎症は見られます。これらが一般的な所見だということはご存じですか。

・画像上の変化と臨床症状に相関が無いという研究があるのはご存じですか。

保存療法手術を比べた場合、数年後は治療成績に差がなくなる事はご存じですか。

WS000140

1995 Volvo Award in clinical sciences. The diagnostic accuracy of magnetic resonance imaging, work perception, and psychosocial factors in identifying symptomatic disc herniations. より

 

先日Yahoo!などのニュースでも

「神の手を持つ」腰痛の名医が断言! 椎間板ヘルニアの9割は「誤診」です。「9割の腰痛の原因は「ヘルニア」でも「脊柱管狭窄」でもなかった!

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140820-00040164-gendaibiz-soci&p=1

と記事が流れましたね。

もっとお医者さんがこういった情報を発信すると世の中に広まるのも早くなりますね。私の話だとなかなか信用してもらえませんからw

笑っている老夫婦

痛みが治まったら他が痛くなった

さいたま市よりお越しのAさん、ストレッチをした後から右に痛みが発生し、徐々に手が挙がらなくなってきたそうです。レントゲン検査では骨に異常はなく、五十肩と言われたそうです。

当院受診時、腕の挙がりが少し悪くなっていましたが、それほどではありませんでした。筋肉の圧痛があちこちにあります。

先日2回目の治療前にお話を聞いたら右肩は大分良くなったそうですが、数日前より右が痛くなってきたそうです。ご本人に痛めた記憶は特に無いようでしたが。

「痛い所が良くなったら他が痛くなった。」

これはよく聞く話ですね。これには広汎性侵害抑制調節が働いている可能性があります。これについて過去に記事を書いてありますので、興味のある方はご覧ください。

痛みで痛みが抑えられる

先日の台風が去ってから毎日暑い日が続きますね。水分とミネラルの摂取は積極的に行ってくださいね。

aquarium window in Okinawa, Japan

田んぼの草抜き

先日、さいたま市丸ヶ崎にある大西農園さんで田んぼの草抜きのお手伝いをさせて頂きました。

大西さんの農園では、無農薬無肥料でお米を育成しています。

農薬使った方が育成は楽でしょうが、口にする方としてはやはり體に悪いものはなるべく避けたいですよね。

ああ、腰が痛いw

大西農園さん
http://www1.plala.or.jp/angel-space/farm.htm

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変形性膝関節症と痛み

さいたま市よりお越しのAさん、3年前より右膝の内側に痛みがあります。

医療機関でレントゲン検査したところ、変形性膝関節症と言われました。歩き始める時や、正座した時に痛みが走ります。

来院時少し腫れていましたが、その他は特に問題ありませんでした。

Aさんは反応がよく、その場で痛みが軽減して歩きやすくなったそうです。

・変形しているから痛い

・軟骨がすり減っているから痛い

・関節がズレたり、ゆがんでいるから痛い

・筋力が無いから痛い

これらは間違った考え方、思い込みです。

・13歳から76歳の無症状の膝をMRI撮影し、加齢に伴う半月板の変性と変形性膝関節症との関連を調べた研究では、半月板の変性は加齢と共に増加し、60歳以上では41,7%に内側半月板の断裂を示した。(加茂整形外科様のHPより引用させて頂きました。 http://goo.gl/do7vy9 )

・50歳以上の膝MRI、89%に何らかの異常所見 http://goo.gl/1XsFHH

・変形性膝関節症患者180名を関節鏡手術群、関節内洗浄群、模擬手術群に割付けたRCTによると、関節鏡手術の成績は2年間にわたって模擬手術と同等だった。http://t.co/TbB5ddK

この様に、無症状の膝をMRI撮影してもかなりの効率で「異常所見」が発見されます。変形していても痛みが無い方がたくさんいます。変形していなくても痛い方がたくさんいます。この方々の違いって一体なんでしょうね。

痛みは末端で受け取った刺激を痛みセンサーが電気信号化して神経を通って脳に伝達されます。そこで脳が情報を読み込んで「痛い」と判断してるのです。大抵の場合、膝周囲の筋肉や皮膚、靭帯等の痛みセンサーが興奮してしまい、痛みを発生させています。

あなたの痛みは本当に変形によるものなのですか?

変形=痛み ✕

変形と痛みは別だと思いますよ。なんでも「テレビでやっていたから。」「医者が言っていたから。」じゃなくて、常識を疑って、自分で調べて実践することが大切だと思います。

ストレッチやマッサージ、運動や徒手療法などで痛みから開放されている方はたくさんいますからね。

Radiography of Human Bones

 

不安恐怖が強いと治りにくい

さいたま市よりお越しのAさん、3年前、足を挙げた時より腰痛と右膝に痛みがありました。病院で検査をした所、腰はすべり症、膝は変形性膝関節症と言われています。最近になり右足にしびれが発生するようになっていました。体が疲れると症状が強くなります。

腰は痛みのためか横に傾いていました。可動域は伸展のみ制限されていましたが、神経脱落症状はありませんでした。膝は少し伸展制限があるのと、ももの筋肉が硬くなっていました。

Aさんはとても反応が良く、2回目の施術前にお話を聞いた所、最初に比べて約8割の症状が消失したそうです。その後肩こりもあるとのことで現在肩こりの治療も同時にしていますが、反応は良好です。

すぐに痛みが引いていく方とそうでない方がいます。この差は一体何から生じるのでしょうか。

急性痛や急性痛が長引いたものであれば特に苦労なく治ることが多いですが、痛みそのものが病気の状態、慢性痛症になってしまった場合、色々とやらなければいけないことが出てきます。生理学者の熊澤先生は痛みの知識習得が大事だと述べていますし、私もそう思います。(ここでの慢性痛症とは期間が長引いただけのいわゆる慢性痛とは意味合いが少し違います)

間違った認識のまま恐怖不安でいると治りにくいですよね。

このブログでも何度か書いていますが、痛みの知識を習得して患者さんの不安が軽減すれば治療の半分は成功なのです。痛みに対する余計な不安や恐怖が痛みを強くしているのですから。

筋肉のコリでも力が入らなくなるその2

先ほど「筋肉コリでも力が入らなくなる」と記事を書きましたが、ブログを書いている時はそのような患者さんがよくいらっしゃいます。ナゼでしょうかw

同じくさいたま市よりお越しのBさん、2週間前の起床時より右首と右手の人差し指と中指のハリ、伸ばしづらい症状があります。整形外科にて頚椎椎間板ヘルニアとの事でした。

首と右手の筋肉に圧痛が数箇所ありました。首も動く範囲がかなり障害されています。右手の筋肉をモミモミとマッサージしたらその場で指が伸ばしやすくなったそうです。その後ちゃんと矯正し、症状の改善を確認しました。多分大丈夫だと思いますが、どのように経過するでしょうか。

筋肉が緊張することでもこのような症状が発生しますし、意外とこのような方は多いものです。先ほどの記事にも書きましたけど。

筋肉のコリでも力が入らなくなる

さいたま市からお越しのAさん。明け方右肘の痛みで目が覚めました。来院時右肘外側の痛みと、右手の握力低下を訴えていました。最近字を書くことが多く、手が疲れていたそうです。

肘と手首の動く範囲が少し健康な方に比べて低下していました。右肘外側と母指、人差し指周囲の筋肉に圧痛がありました。

その場でモミモミマッサージしたら楽になったそうです。筋肉のコリが原因の症状ですね。筋筋膜性疼痛症候群(MPS)などといったりするのでしょうか。その後矯正したら更に楽になり、握力も回復しました。

筋肉が凝っていたり、関節間の連携が悪くなっていると力が入りづらくなったり、力が抜ける事はよくあります。例えば肩こり五十肩テニス肘などでは手指に力が入りづらくなることはよくあることです。

脚であれば膝痛(変形性膝関節症など)の方は膝崩れ現象(力が抜けてカクっとなること)、腰椎椎間板ヘルニア母趾背屈力低下などです。

これらは筋肉や関節間の問題が原因で起こることが多いですから、神経の問題ではないことが多いです。もちろん本物の神経の症状の場合がありますから、注意深く観察しなければですが。

なんでもかんでも神経のせいにしないことです。筋肉のコリでも脱力は発生します。