糖質制限系のレシピ

流行りもあってか、先住民食原始人食MEC食などの糖質制限系の食事法を試みる方が増えているようです。

うちでも私が糖質制限をしたことにより体重が84キロから66キロに減り、平熱も36,2℃だったのが36,8℃~37℃まで上がりましたから、目の前で見ていた患者さんはどうしたらそのようになるのかをよく聞いてきます。

それで試してみるそうですが肉・卵・チーズなどばかり食べていて飽きないか、レシピがワンパターン化するのでどうした良いのかということを聞かれることがしばしばあります。

確かに、私も最初は飽きました(笑)

以前と違い現在ではMEC食などのレシピ集も簡単に手に入りますし、熱心な方はネットにもレシピを上げていますからそちらを参考にするのがよろしいかと思います。

健康になるための食事法ですからあまりこだわりすぎてイライラしていると心が病んでしまいそうですから気楽に続ける方が良いかもしれませんね(笑)

 

※合う合わないがありますので試してみて体調が悪くなった場合は無理をしないでください。
※病気の治療中の方はかかりつけのお医者さんに相談してください。

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5月の施術予定

5月は水曜日のみお休みです(^^)

3日火曜日と5日木曜日は午後5時半までの受付となりますからお間違えのないようにお願いします。

今まで金曜日の午後、土日と受付をしてくれていた土屋さん(妹)ですが、子どもの就学に伴いこれからは平日午前中に勤務することになりましたのでよろしくお願いいたします(^^)

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体の痛みと筋膜性疼痛症候群(MPS)

神奈川県全域・東京都町田市の地域情報紙タウンニュース」さんで体の痛みとMPS筋膜性疼痛症候群)について記事掲載されていました。

スクリーンショット 2015-03-06 10.36.21続きはこちら

MPS=筋筋膜性疼痛症候群(筋膜性疼痛症候群)

最近ようやくあちこちで掲載されるようになってきましたね。

他の病名で診断されていたけれども痛みの本体は筋肉だったということはよくあることです。

変化しない痛みの場合筋膜性疼痛症候群(MPS)を疑ってみるのもいいかもしれません。

 

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4月12日から25日までは春の防痛安心週間です。

詳細決まりましたらこちらのページでお知らせします。

防痛

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痛みから気を逸らすのも、立派な治療です。

近隣よりお越しのAさん。少し前に草むしりをしていて痛めてしまいました。腰痛と左足にしびれがあります。腰椎椎間板ヘルニアと言われたそうです。

うちにいらっしゃった時は腰の伸展制限があるくらいで、神経脱落症状はありませんでした。先日5回目の治療をしましたが、最初に比べて9割ほど回復したそうです。

よほどの事がない限りもう大丈夫でしょう。

痛みやしびれは大部分が関節胞や靭帯、筋肉や皮膚にある痛みセンサー(侵害受容器)が興奮する事により発生します。

重いものを手で長く持ち続けると手がしびれると思いますが、そんな経験した事ありませんか?筋肉の緊張が続くとしびれるのです。皆さんが神経の症状だと思い込んでるのはほとんどこれです。反応が良い場合、即座に回復する事も少なくありません。

 

長くなりましたが、本題に。

いろんな事をして痛みから気を逸らすのも、立派な治療です。

注射をしたり、薬を飲んだり、手技療法をするばかりが治療ではありません。

読書して痛みの知識を修得する。旅行に行くなどして環境を変えてみる。温泉に入ってゆっくりする。できないと思っていた事を勇気を持って実行してみる。

これらは全て痛みの治療になり得ます。

痛みは見えませんから、痛みがある時はとても不安になります。そして痛みの事ばかり考えてしまう。

痛みに関連する言葉や、痛みの刺激が組合わさると痛みが増強する事があります。これをプライミング効果といいます。

ですから普段から痛みの事ばかり考えていたり、痛いと口に出したりすると痛みの経験と合わさって痛みが強くなるのです。ですからなるべく痛みから気を逸らす必要があります。

痛みでできない、痛みが怖くて動けない → ×

痛くてもできる、頑張って少しでも動いてみる → ○

といった感じで勇気を持って動いてみましょう。余程激痛で動けない場合は別ですが、安静は痛みを強くしやすいのです。最初は近くを散歩する位で良いと思います。動けると自信がついてきたら徐々に遠出してみては。歩くと痛くなる方は休み休み休憩しながら頑張りましょう。

行ってみたい観光地の写真を眺めて楽しい事を想像したり、ネットで調べるのも楽しいですね。

人は何かに集中していると痛みが緩和したり、忘れている事が多々あります。そんな経験ありませんか?

身体を動かしたり、楽しい事を考えたり、麻酔や手技療法を受けて痛みが緩和している時間を持つ。これが痛みのサイクルから抜け出すには大事なのだと思います。

笑いと治癒力

痛みの九十%ぐらいは自己限定生であるということ、痛みは常に健康不良のしるしとは限らないということ、また痛みはたいていの場合、緊張ストレス煩悶、怠情、倦怠欲求不満内攻した怒り睡眠不足暴飲暴食、不均衡な食事、喫煙運動不足換気不足、その他現代社会で人体が遭遇する一切の悪条件の結果であることなどについての知識ははるかに乏しい。痛みを除く最善の道は、その原因となっている悪条件を除くことだが、痛みについてのあらゆる事実の中でこれほどおざなりにされている事実はない。

 

ノーマン・カズンズ著「笑いと治癒力」より

痛みは自己限定生で、特に治療しなくてもある一定の経過を経て終息する事が多いということですね。

痛みはストレスととても関係があります。(不安恐怖など)このブログを見てうちにいらっしゃった方にはそれを説明しやすいですが、それ以外の方は説明しづらいですね。

大抵の方はストレス=心理社会的要因を複数お持ちです。

これが原因で各種症状で悩まされるのが一番多いんです。大抵の方はこの話をしなくても治療すれば軽快しますから、それをきっかけに治癒していくものです。痛みは外からの刺激に良く反応しますからね。

どこへ行っても改善しない、なにをしてもダメという方は生物学的損傷が痛みを引き起こすことは稀であること、心理社会的要因が原因で起こされるものが多いということを理解する必要があります。

本日も3度の治療で反応が悪かった方に不安やストレスに感じていることはないかと聞いたところ、色々とありました。その事を話した途端に少し楽になったそうです。

そうです、痛みは内に秘めた怒りや不安が生理的機能を傷害して発生するものが多いのです。緊張して下痢したり具合が悪くなったことあるでしょう?

治療が成功するか失敗するかはここを理解できるかできないかにかかっていると言っても問題ないぐらい、これは重要な事なのです。

この事実にいい加減に気づく時がきています。

 

笑いと治癒力 (岩波現代文庫―社会)

 

変形性膝関節症が急増したが・・・。

症候性の変形性膝関節症が増加

米国で変形性膝関節症の急増が年齢と肥満に関係するかを研究。ひざ痛有病率は年齢、BMIとは無関係にこの20年間で大幅に増加し、肥満は原因の極一部に過ぎない事が示唆された。症候性変形性膝関節症は急増したが、レントゲン上の変形性膝関節症にこの傾向は見られなかった。http://annals.org/article.aspx?articleid=1033191 (annals of internal medicineより)

この20年間で膝の痛い方は急増したが、肥満は原因の極一部で、レントゲン上の変形性膝関節症は変化が無かった、ということですね。

勉強になりますね、私も痩せなくて良さそうですw

レントゲン上変形があっても痛くない方はたくさんいます。そもそも痛みは電気現象ですから、電気信号が発生しなければ痛みは発生しないと思います。(痛みセンサーの興奮)

ということはどこかで電気信号が発生しているということになりますが、多いのが関節包や靭帯、筋肉、皮膚に存在している侵害受容器、つまり痛みセンサーの興奮です。(侵害受容性疼痛)ですから、色々な治療をしても痛みが消失する方がいるわけです。筋肉の緊張がとれれば楽になるわけですから。

変形や軟骨の摩耗自体は電気エネルギーを生み出すわけではありませんから、それが痛みにつながるとは考えにくいわけです。

膝の痛みを抱えている方は大抵膝周囲の筋肉が硬くなったり、押すと痛みがあります。(トリガーポイント)これを柔らかくすることで、痛みが和らぐ方がたくさんいますよ。

家庭でできる対処であれば、膝周りの筋肉をマッサージすること、ももの筋肉をストレッチすることですね。後は痛くてもできる限り日常生活動作を維持して歩いてみる事が大事だと思いますよ。

ということは・・・。

変形性関節症の電話支援、痛みを中等度改善した

変形性膝関節症または股関節症の患者515人を対象に、月1回の電話による自己管理支援の効果をランダム化試験で検討。通常ケア群・電話支援群との比較で、両群共痛みが低下した。著者らは電話支援でも疼痛の中等度改善が得られたと結論している。http://annals.org/article.aspx?articleid=746350

 

痛みの治療に安心はとても大事な要素です。

痛みがなかなか引かなくて悩んでいる方はやはり痛みの知識を最新のものへアップデートする事が大切です。

安心するだけで痛みが緩和したり、そのまま治癒することがあるからです。

誤った認識のままでは痛みの軽減が難しい事があります。意識が軟骨の摩耗や骨の変形にばかりいきますからね。ですから読書療法なんかはお勧めです。勿論、古い考え方の本ではなく、新しい考え方の本ですよ。

変形して痛い → 怖がって動かさない     ✕

変形していても大丈夫 → 勇気をもって動かす     ◯

お話をしただけで痛みが軽減する方がたまにいます。今日も話をしただけで症状が緩和した方がいらっしゃいました。

痛みに対する恐怖や不安が痛みを増強させたり、治癒しにくくしているのですね。

ということは・・・。

骨折や捻挫、痛みの治療を積極的にしましょう

骨折捻挫、骨はくっついたのに痛みが残っている方、捻挫後靭帯はとっくに修復されただろうに痛みが残っている方、たくさんいます。

これは 構造の修復 = 痛みの消失 ではないからです。

ここは多くの方が勘違いしている所だと思います。

構造の破綻と痛みは別々に対処するべきなのです。骨折は固定しないと転位してしまうようなら固定が必要ですが、捻挫の場合は多くが固定を必要としません。

うちで治療した経験がある方はナゼそうなのかは分かりますね。

骨折や捻挫の痛みにも皮膚や筋肉、靭帯関節包などの受容器(センサー)が関与しているからです。受傷後、高閾値機械受容器ポリモーダル受容器が興奮していますが、臨床上問題になるのはポリモーダル受容器の興奮です。

この場合、軟部組織に刺激を加えると軟部組織の軟化、局所循環の改善、交感神経緊張の低下が起こる為に痛みの軽減が起こるわけです。

長期化させないためにも、受傷直後から積極的に痛みの治療をした方が良いと思います。痛みが長期化するとそれだけ治療が困難になる場合が多いですから。

 

ポリモーダル受容器:二次痛の受容器 「ポリ」は多くのという意味で、「モード」は様式という意味です。名前が表すように、色々な様式の刺激に反応します。具体的には機械的な刺激、化学的な刺激、熱による刺激などです。

腰痛にかかる医療費は高額

職業性腰痛の直接医療費は年間800億円超
順天堂大学の伊藤弘明氏らは、我が国における職業性腰痛の直接医療費を算出し、2011年度は821億円にものぼることを明らかにした。http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23955653

腰痛にかかる医療費は高いですね。

以前オーストラリアビクトリア州で「腰痛に屈するな」というキャンペーンが大々的に行われました。腰痛は重篤な疾患ではないこと、痛みがあってもできる限り日常生活動作を続けることをメディアや小冊子などで広めたのです。

その結果、近隣のニューサウスウェールズ州と比べて医療費は20%減少し、労災申請件数も15%減少しました。http://p.tl/cSQr

腰痛に対する誤った思い込みが痛みを誘発したり長引かせているということですね。

日本でもこのようなキャンペーンを行えばかなり医療費が削減できると思いますが、どうでしょう。

余計な不安は痛みを強くするものです。